...「君はなぜ賄征伐をしない?」恒藤答う...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...洗い物から食事の事までを賄(まかな)わした...
有島武郎 「或る女」
...何かの賄賂を受け取るまでは...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「死んだ魂」
...金はそこにあるだけだ――それで今月中を賄(まか)なつて呉れないと困るよ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これ如何(いか)なる世にも贈賄の已(や)み難きゆえんであるが...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...滅多には収賄も贈賄も出来ないぞという気にならせるためであるらしい...
戸坂潤 「社会時評」
...萬般の問題總べて賄賂と報酬とに依て決定し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...貴族院よりも一層賤劣なる行動を表明するに非ずや猟官に非ずんば賄賂の授受を目的とし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もし賄賂をつかわないと...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この変態家族の賄方(まかないかた)を引受けているというのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...*** モンテーニュは贈収賄や売官などによる弊害よりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...というのを聞きながら賄所を出た...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...賄賂(わいろ)使うて引っ括(くく)らせます...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...またさかんに賄賂(わいろ)を容れ...
吉川英治 「私本太平記」
...ぬかりなく賄賂(わいろ)をしての頼みであった...
吉川英治 「私本太平記」
...媚態(びたい)の客や贈賄(ぞうわい)の使いが群れをなしたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...贈賄者はみな腐心(ふしん)する...
吉川英治 「私本太平記」
...贈賄(ぞうわい)...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索