...我に銀※(ぎんどけい)を貽(おく)りし人なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...貽貝(いがい)も少々ある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そんなものが子孫に貽(のこ)せるものかい...
田中貢太郎 「青蛙神」
...藏書の效力を後世に貽すといふ事は...
内藤湖南 「藏書家の話」
...またその法螺に乗る以上は理知の人間として自分の人格に尠(すくな)からぬ汚点を貽(のこ)す恐れがあっても...
夏目漱石 「坑夫」
...イズシは貽貝(いがい)の鮓(すし)で...
南方熊楠 「十二支考」
...園楓(ゑんふう)は和多田玄順(わただげんじゆん)の貽(おく)る所の種(たね)だと云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...未解決の問題を貽(のこ)して置いたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は金を貽(おく)つて葬(れんさう)の資となした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...物を安石に貽(おく)つたことを記した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金を貽(のこ)すのは兎角殃(わざはひ)を貽すと同じ事になる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...敢て立言して後に貽さうとはしなかつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...なぜ先(ま)づ自殺して後に訴状を貽(のこ)さうとはしない...
森鴎外 「大塩平八郎」
...臂の(しびれ)だけは跡に貽(のこ)った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...夏は蚊(かや)を貽(おく)り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...表装して貽(おく)った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...校訂以貽後生(もつてこうせいにのこす)」と云ひ...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...己は其刺を御身に貽(おく)るのだ...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
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