...故(な)き夫の隠匿(いんとく)している財産探しに費(ついや)した...
海野十三 「俘囚」
...而して Basic を組織する勞力の大部分は此等の慣用句の明細な目録の作成に費されたのであつて...
高田力 「ベーシック英語」
...しかし彼は努力の浪費になるような無益な肉体的労働をちゃんと見分けて...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...左翼の政党・労働組合・農民組合・消費組合・文化団体等々・及び進歩的な分子を持つ工場など・の機関紙としての諸新聞紙...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...科学研究費分配の委員会があって...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...現在の日本の研究費および施設は...
中谷宇吉郎 「線香の火」
...諸君が本業に費やす時間以外の余裕を挙(あ)げて文学書を御読みにならん事を希望するのであります...
夏目漱石 「道楽と職業」
...美人よりも男を夢中にさせるな」「…………」「俺も少しばかりの貯蓄(たくわえ)をすっかり費(つか)い果して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は決して人生を無益に浪費しない...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...先ず費(ついや)したる財と労とに報(むくい)る丈(だ)けの功をば奏(そう)したるものというべし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...旅費の工面が出来なかったのである...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...僅十五分を費したきりでした...
宮本百合子 「キュリー夫人の命の焔」
...食費と舎費とで月三円三十銭...
柳田国男 「故郷七十年」
...消費のための工業かと...
横光利一 「上海」
...甲板球戯(デツキビリヤアド)は我我(われわれ)に最も好く時間を費させ且(か)つ運動にもなるが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...費耀(ひよう)は...
吉川英治 「三国志」
...光圀(みつくに)があんなに費(つか)いちらしても持ちこたえているのであると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...また堺の町の会堂建築費として銭五万を寄附しようと申し出た...
和辻哲郎 「鎖国」
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