「貴顕」の意味
地位が高く尊い人
「貴顕」の例文(場面別)
- 歴史・古典貴顕の身分にある者は、民衆の模範となるべきだと考えられていた。
- ビジネス敬語貴顕のお客様向けに特別プランを用意しております。
- ニュース記事式典には政財界の貴顕が多数列席した。
- 小説表現貴顕の令嬢とはいえ、彼女は質素な生活を好んだ。
小説での「貴顕」の使い方
...其(その)時(とき)吠(ほ)えたりして貴顕に失礼(しつれい)があってはならぬと云う其の筋の遠慮から...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...貴顕(きけん)のボックスと...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...人によっては上人程のお方でも貴顕へは諂(へつら)っておいでになると謗(そし)る者がないとは限りません...
中里介山 「法然行伝」
...華族と云い貴顕(きけん)と云い豪商と云うものは門閥(もんばつ)の油...
夏目漱石 「野分」
...田舎者が貴顕の前に出た時のように眩惑してしまったのだろう...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...新富座主が新機運を掴(つか)んだ機智と並んで、劇界の大明星であった、九世市川団十郎の人格、識見――伝統的大立物(おおだてもの)の風格が、当時の学者、識者、貴顕たちに、自分たちの埒外(らちがい)の分野から同格者を見出(みいだ)した欣(よろこ)びを以(もっ)て尊敬し迎えいれられたことが見逃(のが)せない...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...旧幕府の旧風を脱(だっ)して新政府の新貴顕(きけん)と為(な)り...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...ロンドン府の如何なる貴顕富豪といえども...
穂積陳重 「法窓夜話」
...貴顕の邸宅に油画を掲げ...
正岡子規 「病牀譫語」
...貴顕な人々の首っ玉にも...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...新聞や雑誌で紹介されている各国の貴顕...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...車上の者が紳商貴顕のたぐいである場合には...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...貴顕の拝領物かでなければならぬ...
吉川英治 「剣難女難」
...都は貴顕(きけん)の...
吉川英治 「私本太平記」
...一族の者や朝野の貴顕を招いて...
吉川英治 「親鸞」
...いわゆる朝野の貴顕紳商(きけんしんしょう)である...
吉川英治 「松のや露八」
...「近ごろ貴顕方(きけんがた)の馬...
吉川英治 「源頼朝」
...貴顕から民間にまで人気のある吉野太夫へ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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