...貴賤上下に関係なく、人間はみんな平等だと思います...
...貴賤上下がある日本の文化について学んでいます...
...彼女は貴賤上下を度外視する素晴らしい人だと思います...
...貴賤上下を問わず、誰でも参加できるイベントです...
...貴賤上下を超えて家族で過ごす時間は価値があると思います...
...かくのごとく苔虫類の国では現在従事している職業によってさえ貴賤上下の区別がないくらいであるゆえ...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...貴賤上下の隔てはねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵は言葉をついで、「そこでまた薬というやつが、苦(にが)いのもあれば辛(から)いのもあって、百味の箪笥(たんす)にちゃんと納まっているが、いざ、人の腹中へ行って働きをしようという場合には、すべて平等一味のもので、こやつは店賃(たなちん)を払わねえから利(き)いてやらねえの、あれは付届けがいいから贔屓分(ひいきぶん)にしてやれとはいわねえ……」「左様でゲスとも、薬と差配のハゲと一緒にされちゃ堪らねえ」道庵先生は、それを耳にも入れず、「だから、医者というやつも、貴賤貧富によって、匙加減(さじかげん)があってはならねえのだ……」といって、ソレから自慢をハジめたり、ひとをコキおろしたり、大気焔を上げましたが、結局今日の集会の要領は、今まで自分は十八文を標榜(ひょうぼう)して、貴賤上下に、この医術に基づける平等説を実行しているが、まだ人間を差別的に見る癖があって、まことにお恥かしい次第であると気がついたから、今後は徹底的にそれを実行するてはじめとして、まずすべての人を軽蔑しない意味において、今までのように、野郎や、貴様呼ばわりを全廃し、誰人に向っても「様」という字をつけて呼ぶことにするから、左様心得てもらいたいという言い渡しでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは貴賤上下に通じて...
中里介山 「大菩薩峠」
...おいでになるならば貴賤上下隔てなくおいでになるがよろしい...
中里介山 「法然行伝」
...人たる者は貴賤上下の区別なく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...貴賤上下の区別を成して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...洛中の貴賤上下の騒ぎが濃(こ)くなれば濃くなるほど...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索