...「貴殿のご協力に感謝します...
...「貴殿のご意見をお聞かせください...
...「貴殿はどちらの方ですか?」...
...「貴殿が留守の時に、お届け物がありました...
...「貴殿の経歴には興味があります...
...「貴殿が昨日油だと言われし物は...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...貴殿は一人の読者に千度読まれるのと...
太宰治 「渡り鳥」
...貴殿にお渡しした...
直木三十五 「南国太平記」
...「貴殿の父、八郎太殿の斬死を御無念と思われると同じこと、父を覘(ねら)う貴殿の在所を知っては、某として、御見逃し仕る訳には参らぬ...
直木三十五 「南国太平記」
...貴殿のお差料(さしりょう)などもその一つ」「うむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...剣を取っては甲源一刀流において並ぶものがござりませぬ」「もとより貴殿とても...
中里介山 「大菩薩峠」
...血の雨を降らしたこと降らしたこと、貴殿もいたら、みっちり働き甲斐のある仕事であったわい」「浪人を斬ったのか」「斬った斬った、今でも池田屋へ行って見ろ、天井も壁も槍の穴でブスブス、血と肉が、あっちこっちにべたべたと密着(くっつ)いているわい」「そうか」「それにまた一方では、拙者の郷里水戸の地方に筑波山(つくばさん)の騒ぎが起ってな」「筑波山の騒ぎとは?」「それも知らないのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴殿の御鑑定では?」「目のあいた神尾殿に鑑定の届かぬものを...
中里介山 「大菩薩峠」
...今宵の大変に出会いなされたが貴殿にとっての不仕合せ故...
中里介山 「大菩薩峠」
...「貴殿方が尋ぬる人というのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴殿御同意なきに於ては是非に及ばぬ儀でござる故に...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴殿もすこし慎しまっせえ...
久生十蘭 「金狼」
...「貴殿らがその代表に頼まれて見えられたというわけか」「いいえ...
本庄陸男 「石狩川」
...貴殿が運転手に行先をいったそうではありませんか」「ピムリコまでと運転手に命じました...
松本泰 「日蔭の街」
...仮りに貴殿方が多少でも...
松本泰 「日蔭の街」
...T「この連判状は貴殿に進呈致すその代り」と言って...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...「貴殿が紳士なら拙者もゼントルマンで御座る」「御免遊ばせ」「失礼を」で行き違います...
夢野久作 「鼻の表現」
...貴殿が佐々木小次郎どのか」「…………」「どうなすった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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