...お休みになる貴僧は...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...貴僧の法力(ほうりき)で抑えられるのが一番恐ろしい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...二人(ふたり)の受(う)けた創(きず)は貴僧(こなた)の藥力(やくりき)を借(か)れば治(なほ)る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...貴僧の手によって...
直木三十五 「南国太平記」
...そもそも貴僧はいずれのお方に候や...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり、机竜之助というものがああなったのは、宇津木を殺した時から始まるのか、或いはそれ以前に原因があったのか、その来(きた)るところを、もう少し立入って知りたかったのが、貴僧の話で、どうやら要領を得たような感じがする……」その時に、以前の雲衲の一人は、長い火箸で燼(もえさし)の火をあやしながら、「左様でございますよ、天性あの人はああいう人でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのごとく魚を食いたがる貴僧らは俗人でも出家でもないと...
南方熊楠 「十二支考」
...貴僧も姿は沙門、語は在家の語なるに付けて、かの烏鶏が思い出さると、やり込められて、善法比丘無言で立ち去ったとある...
南方熊楠 「十二支考」
...この田舎者は貴僧に懺悔を聴いてもらうため来たと語り...
南方熊楠 「十二支考」
...貴僧を見ると昔を見るやうな気がします...
柳田國男 「ひじりの家」
...貴僧にこう申すようには云えぬのでござった...
吉川英治 「剣の四君子」
...「貴僧の骨折りひとつで...
吉川英治 「新書太閤記」
...「貴僧とそれがしとは...
吉川英治 「新書太閤記」
...貴僧より切にお扱いを励まれてみぬか...
吉川英治 「新書太閤記」
...貴僧は』『赤穂表の遠林寺の祐海(ゆうかい)にござります』『オオ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...貴僧たちのことだ...
吉川英治 「親鸞」
...範宴御房、師の君に代って、貴僧が、御所へ参って、申し開きをして下さるわけにはゆきませんか」七事件は複雑だ、裏と表がある...
吉川英治 「親鸞」
...貴僧に一任するといたそう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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