...眞の詩人の貴むところは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...作者の筆の傅色(ふしよく)表情の一面は寔(まこと)に貴むべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...かかるオルソドクシーは貴むべきものである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...万民の血汗を絞りて貴むべき貨財は彼等醜類汚族が詐術の下に攫出し去られ候段...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...人間の最も美(うる)はしく貴むべき現象たることに於ては毫も渝るところ無き也...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...花の如く、玉の如く、愛すべく、貴むべく、真に児女子の風を備えて、かの東京の女子が、断髪素顔、まちだかの袴(はかま)をはきて人を驚かす者と、同日の論にあらざるなり...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...世に珍かなるものを貴むは習いなり...
南方熊楠 「十二支考」
...して見ると大原君は実に文学界で貴むべき人だ...
村井弦斎 「食道楽」
...烏有先生は逍遙子が常識を貴むを聞きて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...早稻田文學と共に悟を貴む...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...初めて貴むべき苦しみになるのである...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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