...第四階級者が人間生活の責任者として自覚してきた場合に...
有島武郎 「片信」
...みっともない」城介一人が責任者として行き...
梅崎春生 「狂い凧」
...責任者として御注意しておきます」と...
海野十三 「少年探偵長」
...その榎本が当路の責任者として...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...間貸(まがし)をしている責任者としての不安を感じているらしかった...
田中貢太郎 「女の怪異」
...二僕はこういう市蔵を仕立て上げた責任者として親類のものから暗(あん)に恨(うら)まれているが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そうしてこの急劇な変化の責任者として...
夏目漱石 「明暗」
...遠征隊の指導責任者として...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...彼をそのまま責任者として置いておきながら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ガス・チャムバーによる大量殺人の責任者として...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...教室の責任者としてはそうもいかず...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...それが責任者としての私の悲願であった...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...今日では女の虚栄心が良人の行為の教唆者或は責任者として押し出されているというまことに興味ある新例が...
宮本百合子 「暮の街」
...自分は編輯責任者として尊厳冒涜という条項に該当するのだそうである...
宮本百合子 「刻々」
...裁きの責任者として誰かひとり選びたい...
山本周五郎 「落ち梅記」
...地境検分の責任者として出頭させよとの口上により...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...管下の治安にあたっている責任者として...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...京都の統治の責任者としての彼自身の名において...
和辻哲郎 「鎖国」
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