...一貫目四拾銭で売ることが出来ます...
石川欣一 「山を思う」
...マルタ等が一晩に十貫二十貫目と捕れた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二貫目位の重量があった...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...馬のつぎかえをする時に荷物の貫目を検査する場所があった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その頃薩摩芋は一貫目六七十円...
永井荷風 「買出し」
...二十五貫目からありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一貫目づつ増えてゆくかのやうに...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...「それでは、これにて御免蒙(こうむ)る、――今夜のうちに駿府に向い、一日も早く江戸へ馳せ帰って、この旨を牛込(うしごめ)の先生へ申上げるとしよう」「然(しか)るべく御披露を願い度い、五貫目玉、五十丁撃の大筒は間違いもなく作り上げ、駿府(すんぷ)へ二門、江戸へ五門、京都へ二門、船積にて送り届けることと致そう」「日限は」「多分九月の初め――八月中には一門だけ見本を造り、この山上にて試し撃をいたすとしよう、その間に地金の用意、万端お頼み申すぞ」「心得申した」「さらば」三四人の武士は、縄付の半十郎を濡れ縁に差し置いたまま、謎のような問答を交して何処(どこ)ともなく立ち去ってしまいました...
野村胡堂 「江戸の火術」
...五貫目もある小判入の柱が私に持てるか持てないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とても五貫目もある小判の柱を盜める筈はない」「お角が人に頼んで盜ませたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一つ一つがざっと十貫目もあるでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「皆んなは?」「待っているよ」「一つが十貫目もあるんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五貫目玉の五十町射ちをねがい出たが...
久生十蘭 「ひどい煙」
...道春筆を執って、何月何日何貫目、何屋誰へ、縮緬五巻、晒し五反、代幾何(いくら)、何某誰殿へ、使い誰と、一字一点毛頭まで、うの毛ほども違いなく、両手に提(さ)げる大帳を半日ばかりに書きしまい、これでも銀(かね)にならぬかと、空嘯いておわしければ、家城大いに肝を潰し、絶入(ぜつじゅ)するほど我(が)を折りけり...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...忽ち東京では甘藷一貫目が五円五十銭となってしまった...
宮本百合子 「現実に立って」
...四五十円のなら氷一貫目で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その重さは一個がほぼ十貫目内外である...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...おせんにも土の付いた牛蒡(ごぼう)や人参や漬菜などをぜんたいで二貫目あまりと...
山本周五郎 「柳橋物語」
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