...平均一反歩につき二二三貫目にあたれり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...小通詞並で銀三貫目だつたと「蘭學の發達」は誌してゐるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...四十八貫目……それが一かたまりの金(きん)か」「間違いございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...小麦 約十二俵大麦 十俵陸稲┌糯(もち)六斗五升└粳(うるち)五石馬鈴薯 約四百貫玉蜀黍(とうもろこし)三斗西瓜(すいか)八十箇薩摩薯(さつまいも)五百貫茄子(なす)若干胡瓜(きゅうり)若干梅 四斗茶 一貫目牛蒡(ごぼう)五十貫生薑(しょうが)五貫目大根 若干蕎麦(そば)三斗菊芋 若干里芋┌八ツ頭 三俵└小芋 二俵木炭 五俵右の外...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...その妹の十一貫目の婆さんは...
夏目漱石 「自転車日記」
...彼らの寸尺貫目(すんしゃくかんめ)を測ると平均人よりはるかに以上に当たっている...
新渡戸稲造 「自警録」
...サア」千貫目の錘(おもり)を掛けられたような腕を差出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五六貫目の千兩箱を三つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七尺はありましたよ」「目方は?」「五貫目もあるでしょう」それでは女子供には相当の荷物です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とても五貫目もある小判の柱を盗めるはずはない」「お角が人に頼んで盗ませたら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一つが十貫目近いというから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「皆んなは?」「待っているよ」「一つが十貫目もあるんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六貫目の沢庵石を――夜目にお房と見た女の頭に落した」「危ないな」「それがお房ではなくてお萩だったので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そして一貫目ばかりある石へ...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...お米少々に甘藷を一貫目もって来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「五たびか六たびかよったらおめえ三貫目も痩せたっていうだ」あれではあとで滋養を摂(と)らなければならないから...
山本周五郎 「青べか物語」
...――砂金は二貫目もあった...
山本周五郎 「さぶ」
...おのおの五貫目から七貫目くらい重量のある石が...
山本周五郎 「さぶ」
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