...貪欲と利己、そして土地を財産、もしくは主として財産を獲得する手段、と見なすという、われわれの誰もがそれをまぬがれない、地に這いつくばった習慣からして、風景はいびつにされ、農耕はわれわれの手で堕落し、農夫は最も卑しい生活をおくっている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...次々に新しい異性を求めては奇異な刺戟と醜悪な悪戯とを貪(むさぼ)って行った物語は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その若者は人間らしく貪慾の炎を燃やすであろう...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...食なき者や貪(むさぼ)り食う者...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...偏奇館寔(まこと)に午睡を貪るによし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...米友としても突慳貪(つっけんどん)であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...横の両眼は悪心降伏(あくしんごうぶく)の害毒削除の威力を示すが、竪の淫眼のみは、いつでも貪著と、染悪(せんお)と、醜劣と、汚辱(おじょく)とを覗いてやまぬものだ」「ははあ……」神尾主膳は苦笑いしながら、何か当てつけられたように感じました...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして甘睡を貪っていたところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...暗い豫言の實現する前に少しでも多くの快樂を貪らうと只管にあせるばかりである...
中島敦 「盈虚」
...なお貪婪(どんらん)そうな眼つきを悟浄のうなだれた頸筋(くびすじ)に注(そそ)いでおったが...
中島敦 「悟浄出世」
...天草の特産なる鯨油(げいゆ)を安値に買上げて暴利を貪(むさぼ)り」と物の本に書き伝えてある通り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殘忍で貪慾(どんよく)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死を生の一形態と見る幻覺に知的乃至情的滿足を貪る...
波多野精一 「時と永遠」
...顔が強欲(ごうよく)と貪欲(どんよく)で震えていたので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...貪欲な金持ちどもがひどいことをやりだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...この愉快を一人で貪るのは惜しい事だと思ふて手紙で竹村黄塔を呼びにやつた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...私はそれを実に貪婪(どんらん)に吸い込む...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...信心の刺激は貪欲のそれよりも一層つよいものだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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