...背嚢を背負うのに邪魔になったり...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...それを負うて水際へ出...
田中貢太郎 「蘇生」
...他の一部分はクーノー・フィッシャーの叙述に負うている...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...彼らに負うところを感謝しなければ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...さながら満帆の春風を負うて...
中里介山 「大菩薩峠」
...淑徳聡明をもって有名なこの夫人に負うところが多かったということである...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...即ち法律上の責任を負うべきものと認められたのである...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...よって被告人は傷害致死罪の責任を負うべきものなることを主張しました...
浜尾四郎 「死者の権利」
...Kはシュワルツァーのこんなふるまいに多くのものを負うているともいえる...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...私はその力をフリーダに負うているんですよ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...生きている自分がそうした悪名を負うというのも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の成功を自分の骨折りに負うよりももっぱら神の恵みに負う方を好むように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...作家がもし来るべき工藝を負う作家であるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...無地の美学が背負う使命は大きい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...江戸でも以前物を背負う労役者を軽子(かるこ)と呼んでいたことは...
柳田國男 「地名の研究」
...それへ荷物をくくりつけてから負うたのであった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...観客に対して責任を負うている者は監督唯一人となる...
夢野久作 「能とは何か」
...もう清を負うのは断念したらしく...
横光利一 「比叡」
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