...教育宗教局長で同時にスイス国聯邦参事院の一員であるルイ・リュショネー氏(Louis Ruchonnet)に負うところが大である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...三つのものが世界観的な統一を有つべき義務を負うていることを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...自分の生活の全責任を自分で負うという力強い感じを...
豊島与志雄 「父母に対する私情」
...北方に嵎(ぐう)を負うて信長を畏怖(いふ)させていた上杉謙信の血が...
中里介山 「大菩薩峠」
...よって被告人は傷害致死罪の責任を負うべきものなることを主張しました...
浜尾四郎 「死者の権利」
...娘達の着換えや学用品をつめたリュックを背負うと...
久生十蘭 「春雪」
...私は芸術に負うているとともにまた徳性に負うているのだ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...俺は大きな危険を背負う...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...私の植物学の知識は永沼先生に負うところ極めて大である...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...立派なのれんを持っていなさるお方――思惑(おもわく)の米商いが少しばかり痛手を負うたとて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...むしろあらゆる存在を向うに廻してそれを統括するという普遍的意味を負うものとなった...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...芸術家としてこの人生の発展のために彼等の負うている責任の重く遠いことの自覚を加えて...
宮本百合子 「「大人の文学」論の現実性」
...同時に荷物を背負う目的から出来る...
柳宗悦 「蓑のこと」
...とても宣伝費を背負う力が無く...
柳田国男 「予が出版事業」
...革命等のあらゆる政治的の陰険手段を請負うに足る...
夢野久作 「暗黒公使」
...私たちが青年期にもつたやうな“笈(きふ)を負うて”なんていふ感傷は...
吉川英治 「折々の記」
...氏職の子を負うて...
吉川英治 「黒田如水」
...又八がわが身を負うてくれたわいな」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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