...世界の苦しみを身に荷(にな)うた『えす・きりしと』を負ひないたのぢや...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...王命を果した金将軍は桂月香を背負いながら...
芥川龍之介 「金将軍」
...聯合国の干渉と封鎖とはロシアの恐しい窮乏の主なる責任を負はなければならない...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「子供の保護」
...手車(てぐるま)や荷馬車(にばしゃ)に負傷者をつんでとおるのもあり...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...負傷したその晩に死んだからだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...負けるぞ負けるぞ...
太宰治 「十五年間」
...こんな責任を背負わされるなんて...
徳田秋声 「黴」
...そして愈々隅の攻め合いに負けてしまっても...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...日本を背負って立つつもりなのだ)三人集まれば...
直木三十五 「南国太平記」
...また近処の家でつくる高箒(たかばうき)を背負つたりして...
永井荷風 「にぎり飯」
...その細君が「負傷ではもの足りません」とけなげな応対をしたそうである...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...私立の一小請負業者に過ぎなくて...
中谷宇吉郎 「防寒戸」
...青侍や安岡つ引に負けてゐる女ではなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...特に『切尖はずし』の一手は勝負手としてすぐれていたし...
山本周五郎 「花も刀も」
...死ぬまで鰒(ふく)を喰う事――◇第六個条が……まあコレ位に負けといて下さい...
夢野久作 「近世快人伝」
...互に負けないようにケバケバしくするか...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...勝負(しょうぶ)の壇(だん)正成は弓杖をつき...
吉川英治 「私本太平記」
...手負いの血まみれ武者や...
吉川英治 「茶漬三略」
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