...貞享(ぢやうきやう)を経...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...西鶴の作にも軽焼の名が見えるから天和(てんな)貞享(じょうきょう)頃には最う上方人(じん)に賞翫されていたものと見える...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...あたかも私が手に入れた貞享(じょうきょう)の江戸図の咄をすると...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...貞享(ぢやうきやう)元年釈門万元(しやくもんまんげん)記(しるす)といふ初君が哥の碑(いしぶみ)ありしが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
......
太宰治 「津軽」
...それは十七年後の貞享二年のことです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...貞享(じょうきょう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俳句の句法は貞享(じょうきょう)...
正岡子規 「俳人蕪村」
...翌々貞享(じょうきょう)三年...
正岡子規 「古池の句の弁」
...貞享の改暦をよくした渋川春海は...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...これ貞享(じょうきょう)三年印本『藤太行状』というに載せたりと...
南方熊楠 「十二支考」
...この書の出来た貞享五年頃...
南方熊楠 「十二支考」
...また貞享四年印本『江戸鹿子』に不寝権現...
南方熊楠 「十二支考」
...曾祖父直教が早く寛永貞享間に名を成し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...貞享(じょうきょう)四年に東山天皇(ひがしやまてんのう)の盛儀があってから...
森鴎外 「最後の一句」
...是なども貞享(じょうきょう)・元禄の交(こう)が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...道中すごろく道中双六は貞享ごろに作り出したものだろうと柳亭種彦がいっているが...
山本笑月 「明治世相百話」
...貞享(じょうきょう)四年正月であった...
吉川英治 「大岡越前」
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