...西鶴の作にも軽焼の名が見えるから天和(てんな)貞享(じょうきょう)頃には最う上方人(じん)に賞翫されていたものと見える...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...あたかも私が手に入れた貞享(じょうきょう)の江戸図の咄をすると...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...その後さらに延宝四年から貞享四年に至る間に...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...貞享(ぢやうきやう)元年釈門万元(しやくもんまんげん)記(しるす)といふ初君が哥の碑(いしぶみ)ありしが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...はじめ天和、貞享の頃、津軽半島地方に於いて、日本海岸の砂丘数里の間に植林を行ひ、もつて潮風を防ぎ、またもつて岩木川下流地方の荒蕪開拓に資した...
太宰治 「津軽」
......
太宰治 「津軽」
...貞享(じょうきょう)三年閏(うるう)三月八日を以て寂したと云う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...貞享(じょうきょう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...貞享(じやうきやう)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貞享、元禄時代の貴族や高僧の墓が立並び、文化、文政の通人や侠客、或ひは宝井其角や英一蝶の墓なども拝まれた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...翌々貞享(じょうきょう)三年...
正岡子規 「古池の句の弁」
...貞享(じょうきょう)三年板『諸国心中女』を見ると...
南方熊楠 「十二支考」
...また貞享四年印本『江戸鹿子』に不寝権現...
南方熊楠 「十二支考」
...曾祖父直教が早く寛永貞享間に名を成し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...貞享四年に東山天皇の盛儀があつてから...
森鴎外 「最後の一句」
...貞享(じょうきょう)・元禄(げんろく)の俳感覚は活(い)き活きとしていた...
柳田国男 「木綿以前の事」
...寛文・貞享のころまで...
山本笑月 「明治世相百話」
...道中すごろく道中双六は貞享ごろに作り出したものだろうと柳亭種彦がいっているが...
山本笑月 「明治世相百話」
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