...古(ふる)くは貞觀年間(じようかんねんかん)...
今村明恒 「火山の話」
...貞奴(さだやつこ)だつたら桃介(たうすけ)さんの心(しん)の臓(ざう)でも納めよう...
薄田泣菫 「茶話」
...「後藤貞行という人は右の如き人物...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...私とは関係の浅からぬ後藤貞行君を通じて右の趣を承知したのであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...が、その明くる朝、彼女が書斎を片附けに行くと、机の上に昨日の通り紙きれが載っていて、彼女の歌の又あとへ、貞之助の手で、それをこう訂正してはと云うつもりなのでもあろうか、次のような歌が記されていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貞之助や幸子達も...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貞之助は断られるに極まっているなら先手を打って此方から断ってやったらどうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...古い一例を挙げれば清和天皇の御代貞観(じょうがん)十六年八月二十四日に京師(けいし)を襲った大風雨では「樹木有名皆吹倒(じゅもくなあるはみなふきたおれ)...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...それも童貞女の濁りない音調と少女の無邪気な音調とがいっしょにもつれ合った声...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分は病気で寝ているお貞(さだ)さんにこの様子を見せて...
夏目漱石 「行人」
...彦四郎貞宗は稀代の名刀で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...貞丈雑記を机の下に忍ばせるのを見て...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...これしかないと正成が思いきわめている考えは、義貞に会い、とくと義貞の大度量と理解とを求めるしかない問題だった...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞は手にとって...
吉川英治 「私本太平記」
...「これなる堀口貞満も...
吉川英治 「私本太平記」
...北行した義貞の軍は...
吉川英治 「私本太平記」
...左京の常平太貞盛の案内で...
吉川英治 「平の将門」
...少くとも安貞二年奥書本を読んだことのない人と解釈しなければならない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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