...彼は豪傑肌の男で、危険な任務に何度も挑戦している...
...姉は豪傑肌で、いつも自分の意見をはっきりと伝える...
...豪傑肌な性格が災いして、彼は度々トラブルを起こすことがある...
...彼女は豪傑肌のアクション女優で、スタントのほとんどは彼女自身がこなしている...
...「豪傑肌な走りを見せてくれ!」と父が声をかけた...
...一方また豪傑肌(ごうけつはだ)の所もあって...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...豪傑肌の父親よりも昔の女流歌人だった母親に近い秀才だった...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...テニスや野球をやつたりする所は豪傑肌(がうけつはだ)のやうなれども...
芥川龍之介 「田端人」
...が、此妄想から、私の頭脳(あたま)に描かれて居る菊池君が、怎(どう)やら、アノ髭で、権力の圧迫を春風と共に受流すと云つた様な、気概があつて、義に堅い、豪傑肌の、支那的色彩を帯びて現れた...
石川啄木 「菊池君」
...が、此妄想から、私の頭腦に描かれて居る菊池君が、怎(どう)やら、アノ鬚で、權力の壓迫を春風と共に受流(うけなが)すと云つた樣な、氣概があつて、義に堅い、豪傑肌の、支那的色彩を帶びて現れた...
石川啄木 「菊池君」
...殊に川島は『三国志』か『水滸伝(すいこでん)』からでも抜け出して来たような豪傑肌だったから他にも容れられず自らも求めようともしないで陋巷(ろうこう)に窮居し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...むしろ豪傑肌の人間とは外見は違っているが...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...磊落(らいらく)にして豪傑肌なる快男児也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...豪傑肌(ごうけつはだ)とでも言うんだろうが...
太宰治 「正義と微笑」
...これ東洋豪傑肌(ごうけつはだ)の人の堪へ得べき所にあらざるべし...
永井荷風 「洋服論」
...あの豪傑肌の田山白雲先生が一緒におられるのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...豪傑肌こそ昔に変らないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...無頓着(むとんじゃく)と称される豪傑肌(ごうけつはだ)の者でさえも...
新渡戸稲造 「自警録」
...」豪傑肌の支店長は...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...豪傑肌と言いますか...
三好十郎 「樹氷」
...磊落(らいらく)で、豪傑肌らしいと、又八はその飲み振りを見ていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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