...『甚(どんな)に豪いの...
石川啄木 「鳥影」
...「劍持は豪いところが有るよ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...だが五首を一句に尽すから俳句が豪いでもなければ...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...……博士になる人は豪いものだ...
海野十三 「雷」
...定めし豪い腕前の人があるでがせうが...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...ど豪い人だろうと...
豊島与志雄 「黒点」
...また彼の豪いところだといってもいい...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...お父さんは大変豪い人だったような気がするよ...
豊島与志雄 「同胞」
...まだお若いに豪(えら)いものじゃな」「豪いものじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...豪いと話されたのでさう思つたのであつた...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...」「豪(えら)い、豪い、それからどうした...
松本泰 「緑衣の女」
...古代に於ては文學に於ても技術に於ても宗教に於ても哲學に於ても中々豪い者を輩出した處である...
松本文三郎 「印度の聖人」
...『こつちの叔父(おんつあ)は全く豪い叔父(おんつあ)だつた……さう言つては何だけれど...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...未開時代には猴を豪い者とし...
南方熊楠 「十二支考」
...あれだけの思い切った事をズバリズバリ云いよったところが豪い...
夢野久作 「近世快人伝」
...イヤ豪(えら)い豪い...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...しかし、おれのときよりお前の方が多いから、豪いもんだ...
横光利一 「夜の靴」
...豪いのがいるんだが...
横光利一 「旅愁」
ランダム例文:
検注 これ以上残念なことはない お好きなように
便利!手書き漢字入力検索