...彼女についての讒言を広めないで...
...彼は讒言に騙されて彼女と別れた...
...口をつぐんで讒言を聞いていたら、傷つく人がいるよ...
...いい人だけど、讒言を口にすることがあるのが唯一の欠点だ...
...讒言を信じるなんて、単なる噂好きなだけじゃないか...
...時平ときけば此 御神を讒言(ざんげん)したる悪人なりとて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人(ひと)の讒言(ざんげん)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...彼のことを何(なん)や彼(か)やと朝廷に讒言(ざんげん)したからであるとも云う...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...彼はまるで讒言のように囁いた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...事情を知っている高木勇名の讒言(ざんげん)に相違ないと信じ込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父に讒言(ざんげん)の絶間なく...
樋口一葉 「大つごもり」
...誰が讒言(さかしら)に動かされてか打捨て給ふ情なさよ...
樋口一葉 「雪の日」
...『徒然草』に雅房大納言鷹に飼わんとて犬の足を切りたりと讒言(ざんげん)したる物語あり...
南方熊楠 「十二支考」
...讒言(ざんげん)をした梶原が刑罰に処せられているに反して...
柳田国男 「雪国の春」
...しかるに雑人(ぞうにん)ばらの讒言(ざんげん)を信じて...
吉川英治 「三国志」
...丞相へ讒言(ざんげん)して...
吉川英治 「三国志」
...袁紹にこう讒言(ざんげん)した...
吉川英治 「三国志」
...無用な讒言(ざんげん)をなさるか」と...
吉川英治 「三国志」
...驪姫(りき)が讒言(ざんげん)しても...
吉川英治 「三国志」
...輪に輪をかけて讒言(ざんげん)した...
吉川英治 「三国志」
...極めて悪性な讒言(ざんげん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...荒木どのの功を妬(ねた)ましげに見ておる――或る人間の讒言(ざんげん)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし信盛の配慮にかかわらず右近の讒言は効を奏した...
和辻哲郎 「鎖国」
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