...〔譯〕毀譽(きよ)得喪(とくさう)は...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...もう名譽は十分なんです...
石川啄木 「雲は天才である」
...二人の兒供をどうかして名譽の者にしたいといふ強烈な希望がある...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...たをやめの譽(ほまれ)とふもの...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「泣けよ戀人」
...嫌(いや)なものを名譽(めいよ)には能(よ)うせねど...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...今は欺騙をたくらみて衆兵すでに失へる我に空しく譽なき歸陣の酷き命下(くだ)す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...故郷に遠く離れたる彼の譽に名をあげよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アカイア勢はアルゴスの故郷はなれて譽なくこゝに亡びむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...われ譽なき*外邦の子なるが如く奪ひ去る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝わがため光榮と名譽かち得よ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...政治界は權勢、名譽、利祿及び人爵の中心點なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...名譽を望まないで...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...前節に帝室は榮譽の源泉なりと云へり...
福沢諭吉 「帝室論」
...人類のこの法則に從つて行動するならば、一個人にしてよく不正な國家の全權力に反抗し、その名譽、宗教、靈魂を救ひ、國家の沒落若くは再生の基礎をうち建てることが出來る...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...名譽ある働きで過し...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...人生に對してどんなに嚴格な人間も名譽心を抛棄しないであらう...
三木清 「人生論ノート」
...それだから名譽心をもつてゐる人間が最も嫌ふのは流行の模倣である...
三木清 「人生論ノート」
...名譽心はアノニムな社會を相手にしてゐるのではない...
三木清 「人生論ノート」
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