...彼人の行末を護り給ふならんといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そうなれば折角ここまで宇宙艇を護りつづけてきたデニー博士以下の乗組員たちも...
海野十三 「火星探険」
...それを護りとおすには...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...この尊い権利を護り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もしこの場合製造家が片原饅頭の名代を護り...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...至上の護り彼は着る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...どこまでも主人の死体と所持品とを護りつゞけて...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...なにとぞ彼らを護りたまえ! しかし...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...)一岐阜の伊奈波(いなば)さま五穀の護り五穀みのれよ世は穏(おだやか)に二五穀みのればお百姓繁昌雨もうるほせ彌日(いやひ)も照らせ三里の後生楽(ごしやうらく)五穀が大事五穀波うて穂に穂もなびけ四雨が片降りや日が出て照らせ旱魃(ひでり)つづかば雨雲おこせ五今年や世がよい家棟(やむね)の上で岐阜の伊奈波さまこの里護る...
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...完全に若い女二人を護り通したのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
波立一 「赤い腕章」
...これを捕うるにつきては、あるいは棒を用い、あるいは刃物を用い、あるいは賊の身に疵(きず)つくることもあるべし、あるいはその足を打ち折ることもあるべし、事急なるときは鉄砲をもって打ち殺すこともあるべしといえども、結局主人たる者は、わが生命を護り、わが家財を守るために一時の取り計らいをなしたるのみにて、けっして賊の無礼を咎(とが)め、その罪を罰するの趣意にあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...昔年のりきみは家を護り面目(めんもく)を保つの楯(たて)となり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...且つこれを一生懸命護り固めて来た若い女性たちの大多数が...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「――予の坐像を乗せた喪車(もしゃ)には、座壇の前に一盞(さん)の燈明をとぼし、米七粒、水すこしを唇(くち)にふくませ、また柩(ひつぎ)は氈車(せんしゃ)の内に安置して汝ら、左右を護り、歩々粛々(しゅくしゅく)、通るならば、たとえ千里を還るも、軍中常の如く、少しも紊(みだ)れることはあるまい」と云いのこした...
吉川英治 「三国志」
...これまでお家を護り合って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...世を護りたまわんがために...
吉川英治 「宮本武蔵」
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