...美しき外國婦人の夜を徹(とほ)して護り居たるに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...どうしても大東亜を日本が自ら親しく護り...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...封建総代でさえ水源には神を祭り寺を建立してこれを護り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...勇ましく「ラインの護り」まで口を衝いてくる快速調であった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...至上の護り彼は着る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...要するに歸するところは『護り神』としてお迎え申しあげる...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...どこまでも主人の死体と所持品とを護りつゞけて...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...私はそれを護り通そう...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...護りの弱い彼女らの魂はそれに耳を傾ける...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...己れの狭い領域を護りとほしてゆく顔だつた...
原民喜 「小さな村」
...浄海 三郎が護り運んできた輿の中に松王がいるはずなどないぞ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...私どもはこの真理を護ります...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...犯罪者になることから護り...
山本周五郎 「さぶ」
...私の護り刀を」「ハイ」「それと...
吉川英治 「江戸三国志」
...互いにきっと身を護り合った...
吉川英治 「剣難女難」
...この護りは、以て、卑劣なる汝ら害獣を天誅(てんちゅう)するために研(と)がれている...
吉川英治 「三国志」
...平時の護りにも足る器量人を...
吉川英治 「新書太閤記」
...お護りあるわ」「そうじゃ権叔父...
吉川英治 「宮本武蔵」
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