...どれでも護りのない銃眼を占領して...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...護り手のないかよわな幼児のように思えて来た...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...神聖のキルラを護り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...お護り下さる御方(おんかた)と存じますが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...川路の太刀打は充分に自主性を護り得たものであつたと思へるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...まるで身を護り襲撃を防ぎとめようとするかのように兩手を前方へぐいと伸ばしながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...私はそれを護り通そう...
豊島与志雄 「小さき花にも」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...――でも継娘のお雪を助けて越前屋の血統を護り通したんだから本望だろうよ」平次はつくづくそう言うのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼の肉は砂のうえにあとなくならしめよ護りの人たちは互に眼を見交して何も言わなかった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...先祖来護りくれた族霊を殺し食うてその祭を済ますドイツ人の所行これに同じ...
南方熊楠 「十二支考」
...ヨセフ尊者は大工を護り...
南方熊楠 「十二支考」
...厨子王(ずしおう)はお父うさまの下さった護り刀を大切におし...
森鴎外 「山椒大夫」
...その上流の男女があの震災後如何に身を護りかねて来たか……堕落して来たかは前に述べた通りである...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...私の護り刀を」「ハイ」「それと...
吉川英治 「江戸三国志」
...唯これ不壊(ふえ)に精神(こころ)を練り一身の護りとすれば足るのでござる――がしかし...
吉川英治 「剣難女難」
...「死してもなお死せざる孔明の護り」が内治外防の上にあったからにほかならない...
吉川英治 「三国志」
...平時の護りにも足る器量人を...
吉川英治 「新書太閤記」
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