...彼人の行末を護り給ふならんといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...どうしても大東亜を日本が自ら親しく護り...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...われも自ら殺されし友を護りて戰はむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...お護り下さる御方(おんかた)と存じますが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...まるで身を護り襲撃を防ぎとめようとするかのように兩手を前方へぐいと伸ばしながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...家を護り通す、そのことだけを心掛けて族行もしませんでした...
豊島与志雄 「新妻の手記」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...昔年のりきみは家を護り面目(めんもく)を保つの楯(たて)となり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...芸人にも似合わしからぬ護り刀なぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...……私はそういうものからおまえを護りたかった...
山本周五郎 「竹柏記」
...伊達六十万石の安泰を護りぬこうとなすっておられるのに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...況(いわ)んや下層社会に住む職業婦人がどうして身を護り得よう...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...宗廟社稷(そうびょうしゃしょく)を護りかためて揺ぎなき仁徳を兼ね備えておわさねばならぬ...
吉川英治 「三国志」
...「武人の護りとは...
吉川英治 「三国志」
...かたじけなくも親しく禁門の護りを命ぜられ...
吉川英治 「新書太閤記」
...(あのお方を護り立てて)と囁(ささや)かれた大事に対して...
吉川英治 「源頼朝」
...わしの身などに護りはいらぬ...
吉川英治 「源頼朝」
...おまえ達だけが助かって、老いた者や、子たちが助からなかったら、おまえ達はやはり不幸だろう」「はい」「おまえ達は、自分を護り、人を救い合う力を持っている筈なのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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