...全部をチンダルに譲ることにした...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...この離籍一条は後に譲るとして先ず淡島屋の祖先について語ろう...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...家を嫡子光貞に譲るとき...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...残念ながら割愛して他日の機会に譲るが...
辻潤 「ふもれすく」
...そのほうを割愛して象徴的なものに席を譲るようになり...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...これらの所説の哲学史的の意義については他の哲学書に譲るほかはない...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...それについては拙著『科学方法論』〔前出〕に譲る...
戸坂潤 「科学論」
...すでに触れた科学の分類の問題其の他に譲ることにする*...
戸坂潤 「科学論」
...松井はなるべく敵に譲る後球(あとだま)が悪くなるようにした...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...余った方を私に譲る気で...
夏目漱石 「こころ」
...これより先は一歩も半歩も譲ることが出来ぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...寸毫(すんごう)も譲る気色(けしき)はなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前さん去勢牛(きんぬき)を二十留(ルーブリ)で譲るだかね?」グルイツィコは胡散臭さうに相手の顔を眺めた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...気に入らない場合は友人に譲るつもりだったが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...この良策は後の世の太っ腹な人に譲るとしよう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...おのれの力を量らず何ものも譲るまいとがんばって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)三十五歳の御領主様(ジャンティヨム)*が二十歳になる若様に家を譲るのは早すぎます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他国に自分の国を譲ることの方がむかしから上手な国ですから...
横光利一 「旅愁」
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