...我等は固よりこの自然主義的眞理に就いて多くの抗議すべきものを持つてゐない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...毫も批議すべき點なき所由の大要を説明すべし...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...この美しい寝顔の前で埋葬を議することを...
伊藤左千夫 「奈々子」
...あれこれ原典を詮議する事は不可能である...
太宰治 「お伽草紙」
...抗議するためでした...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...われらはいま一々世上の史論を捉へ来(きた)りて之を議するの遑(いとま)なしといへども...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...白映(ペートル)疆(さかい)を議す長崎の港...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...科学の方法を論議するらしく見えるものに...
戸坂潤 「科学論」
...そこで明大体育部も早稲田の真似をして不参加を決議する...
戸坂潤 「社会時評」
...今は敢て是非を議する要はない...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...世論を公議するという政治のやりかたが明らかにされてあるから...
蜷川新 「天皇」
...私は論議することをやめて...
野村胡堂 「楽聖物語」
...モスクワからは抗議すら来ず...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...抗議することも何も忘れてしまった...
平林初之輔 「犠牲者」
...三人と密議するのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...徒(いたず)らに大空のことのみ詮議するなり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その対策について、相議する時、孔明は明確に、方針を説いた...
吉川英治 「三国志」
...早速法正と協議すると...
吉川英治 「三国志」
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