...さて編輯の体裁に就きて議すべきこと少からず...
高浜虚子 「子規居士と余」
...われらはいま一々世上の史論を捉へ来(きた)りて之を議するの遑(いとま)なしといへども...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...よくよく詮議すればどこかにその因(よ)って来るべき因縁系統がある...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
...何時(いつ)居なくなったろうと評議する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この人形を埋めました者を詮議すればわかると存じます」「心当りでもあるか」「ございます」「申してみい」小藤次と...
直木三十五 「南国太平記」
...竹友藻風の諸氏及び余を招ぎて胥議す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...それで六三制をどうするかというようなことを論議する場合には...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...――好きで遲くなつたわけぢやありませんよ」古道具屋の伊三松は躍起(やつき)となつて抗議するのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また抗議するやうに低い声で呟いた...
原民喜 「星のわななき」
...私は抗議する...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...私はこれは議員諸君が熱意をもって国政を議するとき...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...愛犬婦人連盟はロシアの犯罪行為に断固抗議するものです...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...しかも我々両人にとつて最もふさはしい決闘法を提議する...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...それは「嫁にやられる娘」の多い日本の封建の習慣に抗議する一つの声であろう...
宮本百合子 「現代の主題」
...ただその枝葉についてだけ論議する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...黄祖を討つ計を議するところへ...
吉川英治 「三国志」
...論議するといったような場合が多く...
吉川英治 「新書太閤記」
...今夜の散会としようではないかと提議する...
吉川英治 「宮本武蔵」
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