...インターホンの警固を解除してください...
...入口の警固を忘れないでください...
...家の警固はちゃんとしていますか?...
...新しい鍵を作るために警固を外してもらえますか?...
...夜勤の警固はどのようになっていますか?...
...(似ていると云えば、叡山の頂上も、草原であった――然し――)小太郎は、警固の人を斬り、父の傷ついた、篠竹(しのだけ)の深いところは、瞭乎(はっきり)、想い出せたが、頂上の草原は――草原であったような、無かったような、広かったような、そうでなかったような、そして、自分のそこでしたことは、見残した夢の如く、茫乎(ぼんやり)として、水の影の如く薄れて――ああしたことを、この自分が、本当にしたのであろうかというように思えた...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬の柩(ひつぎ)を警固するための服装であった...
直木三十五 「南国太平記」
...「妙な所から水が出ます」警固の警官の一人が駈けて来て...
野村胡堂 「古城の真昼」
...この時祭の警固に出張していたのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大小名(だいしょうみょう)が長柄(ながえ)や槍を出して厳重に警固する...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...警固の物々しい騎士たちに比べてこの女房は物馴(ものな)れた都風をしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...長政が當時那珂(なか)郡警固村の内になつてゐた福崎に城を築いた...
森鴎外 「栗山大膳」
...城中の要所要所を巡って警固の大将たちへ...
吉川英治 「三国志」
...「……警固の武者方も...
吉川英治 「私本太平記」
...――そして配所の帝(みかど)――後醍醐の行宮(あんぐう)には、その国分寺の一部を修理して宛て、外には柵(さく)をまわし、警固には、清高の部下を主力に、地方(じかた)(本土)武士も加えて、おこたりない監視の下においてあった...
吉川英治 「私本太平記」
...どこか警固がゆるやかだし...
吉川英治 「私本太平記」
...責任者の警固がしらや篝屋(かがりや)番の武士などは...
吉川英治 「私本太平記」
...もし花山院の御警固があのままだったら...
吉川英治 「私本太平記」
...夜詰(よづ)めの侍(さむらい)が警固(けいご)する槍(やり)の穂(ほ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...長良川の渡船口(わたしぐち)をはじめ、城下内の警固、旅行者の検索(けんさく)など、ここも他国と同じで相当に厳密である...
吉川英治 「新書太閤記」
...大徳寺より道の警固きびしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...この雪の中を御警固くださると聞いては...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...或いは警固の役人に追い返されるであろうかも知れないことを覚悟して...
吉川英治 「親鸞」
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