...……けれどもこの立志譚は尊徳に名誉を与へる代りに...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...百川(ひゃくせん)君は譚海(たんかい)の作あり...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...猟奇譚(りょうきたん)の持ち合わせが一向にないのだ...
海野十三 「恐しき通夜」
...尚一層古きタルムードの譬喩譚にも...
高木敏雄 「比較神話学」
...また神仙譚として伝へられてゐますが...
太宰治 「お伽草紙」
...いくつかの事実譚(たん)を披瀝(ひれき)して...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...祖父の武勇譚(だん)から取って来たいくつかの条(くだり)を自分の話に織り込んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これは釈尊の前世における所業譚を...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...竜王竜宮その他種々数え切れぬほど竜譚が多くなったと知る...
南方熊楠 「十二支考」
...柳田君の『山島民譚集』に...
南方熊楠 「十二支考」
...仏典に載った馬譚を今一つ二つ挙げよう...
南方熊楠 「十二支考」
...従来誰も解せなんだ蜻の英国名の起原が東欧の俗譚を調べて甫(はじ)めて釈(わか)り...
南方熊楠 「十二支考」
...古ギリシアのウリッセスの譚を将来したのを...
南方熊楠 「十二支考」
...十六世紀にナヴァル女王マーゲリットが書いた『エプタメロン』三四譚に述べたは...
南方熊楠 「十二支考」
...と書きおわってグベルナチス伯の『動物譚原』二の六八頁を見るに...
南方熊楠 「十二支考」
...これが適切なる教訓譚として人望を博したことは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...馬春堂怪遊綺譚(ゆうきたん)か...
吉川英治 「江戸三国志」
...嫡子袁譚は青州に...
吉川英治 「三国志」
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