...二つの心像の識閾(しきいき)の下に隠れた潜在意識的な領域の触接作用によってそこに二つのものの「化合物」にも比較さるべき新しいものを生ずるということである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...識閾の上層だけでつながったものは...
寺田寅彦 「映画芸術」
...これに反してたとえ識閾の上では単調な画面を繰り返していても...
寺田寅彦 「映画芸術」
...一つ一つの意識的な具象からは識閾(しきいき)の下に無数の根を引いており...
寺田寅彦 「映画芸術」
...余情等種々な符号で現わされたものはすべて対象の表層における識閾(しきいき)よりも以下に潜在する真実の相貌(そうぼう)であって...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
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