...謹啓は手紙の書き出しで、「敬具」の前に書かれる...
...彼女への手紙で、謹啓を書いた...
...失礼な手紙には謹啓を書かない方が良い...
...謹啓は正式な手紙の書き出しである...
...謹啓の後に、宛先の名前が続く...
...「謹啓 眇タル一介ノ青年ノ身ヲ以テ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二十五日井原退蔵木戸一郎様謹啓...
太宰治 「風の便り」
...七月九日井原退蔵謹啓...
太宰治 「風の便り」
...」「謹啓...
太宰治 「虚構の春」
...「謹啓...
太宰治 「虚構の春」
...十月二十九日竹さん1謹啓...
太宰治 「パンドラの匣」
...謹啓、よもの景色云々と書きだして、御尊父様には御変りもこれなく候(そうろう)や、と虚心にお伺い申しあげ、それからすぐ用事を書くのであった...
太宰治 「ロマネスク」
...「謹啓益々御多祥……」云々という例のきまり文句が真先に出て来たが...
豊島与志雄 「未来の天才」
...書面の文謹啓、文部省編纂の教科書にジャガイモを馬鈴薯と書いてある事を伝聞し頗る遺憾に思っています...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...「玄亭謹啓...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「謹啓...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そのはがきは夫に宛てたもので、差出人は加賀片山津温泉場宝来旅館、裏をかえしてみると、謹啓、御滞在中は万事不行届の段幾重にも御詫申上候、久しき御病気も御本復被遊(あそばされ)私方の本懐も之れに過ぎ不申(もうさず)、健かなる御血色にて、御乗車御出発を御見送り申上候私共にとりても、些か御看護申上候甲斐ありと、御尊父様に対しても、肩身の広き思い致候、此上とも何卒(なにとぞ)御用心被遊候様御願申上候尚過日は沢山の御手当を頂戴仕り万々難有御礼申上候、来年は御健やかなる体を拝し度(たく)、是非御入湯被下(くだされ)候様御願申上候尚々御預り申上居り候(書籍並に画の道具類)御送付可申上(もうしあぐべき)候哉(や)如何一寸御命じ被下度候九月二十七日と記されてあった...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
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