...そして謹(つゝし)んでその教(をし)へを受(う)けたい...
伊東忠太 「國語尊重」
...欝金草賣は謹んで無言のままに頭(くび)を俛(た)れた...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「欝金草賣」
...謹んで日本の名探偵に敬意を表するぜ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...高木兼寛(たかぎけんかん)三浦謹之助(みうらきんのすけ)両氏の如き...
関寛 「関牧塲創業記事」
...不謹慎のように感じたに違いない...
太宰治 「パンドラの匣」
...例の不謹慎な空想をたくましくして...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...即刻市郡の警官を市管内に集中して、ひとつ死物狂いにやって見ましょう」と溌剌たる威勢を示しているところへ、警視総監が白皙な額を聳やかしながら静かに屍体室へ入って来て、外務大臣の傍まで行くと、謹直な口調で、「御命令通りに致しました」といった...
久生十蘭 「魔都」
...行状の謹慎を保つた...
牧野信一 「緑の軍港」
...「明日(あす)と明後日(あさって)があの方のために大事な謹慎日なのでございますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...京を出て来てここで謹慎をしているのだから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...その詞(ことば)は頗(すこぶ)る不謹慎であった...
森鴎外 「魚玄機」
...謹んで承るという風になっている少女らに...
森鴎外 「安井夫人」
...およそ確信があり・物に動ぜず・横柄であり・瞑想的で・荘重で・謹厳であること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...予も些(いささ)か辟易(へきえき)したから謹んで傍へ行って...
山本周五郎 「青べか日記」
...幕中に投げこんで謹慎を命じた...
吉川英治 「三国志」
...謹んでお迎えあるべきに...
吉川英治 「三国志」
...惟政は部下二百人と共に剃髪して謹慎の意を表した...
和辻哲郎 「鎖国」
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