例文・使い方一覧でみる「謬見」の意味


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...吾人をして其聲に傾聽せしめんと欲するは大なる謬見である...   吾人をして其聲に傾聽せしめんと欲するは大なる謬見であるの読み方
石川啄木 「トルストイ翁論文」

...横から見るも縦から見るも解すべからざる謬見(びうけん)と謂はざるを得ず...   横から見るも縦から見るも解すべからざる謬見と謂はざるを得ずの読み方
石橋忍月 「罪過論」

...自分の内に眠つてゐた思ひもよらぬ謬見を...   自分の内に眠つてゐた思ひもよらぬ謬見をの読み方
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」

...彼等は彼等の謬見のために二人の将来ある人を葬り去つたことになるのだ...   彼等は彼等の謬見のために二人の将来ある人を葬り去つたことになるのだの読み方
伊藤野枝 「女教員の縊死」

...大革命から傳來した種々の謬見謬想に對しては...   大革命から傳來した種々の謬見謬想に對してはの読み方
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」

...人或は進歩党の一挙一動を以て悉く大隈伯の指揮に出づるが如くに想像するものあり是れ何の謬見ぞや凡そ一政党の進退を指揮するの首領は...   人或は進歩党の一挙一動を以て悉く大隈伯の指揮に出づるが如くに想像するものあり是れ何の謬見ぞや凡そ一政党の進退を指揮するの首領はの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...彼れを認めて熱心なる自由派と為すは謬見なり彼れは自己を主とするの英雄(?)にして...   彼れを認めて熱心なる自由派と為すは謬見なり彼れは自己を主とするの英雄にしての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...吾人はみずから謬見あるべきを知っている...   吾人はみずから謬見あるべきを知っているの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それは恐らく謬見であらうと思ふ...   それは恐らく謬見であらうと思ふの読み方
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」

...物質生活を卑しいと見ることの謬見であるのを...   物質生活を卑しいと見ることの謬見であるのをの読み方
直木三十五 「大衆文芸作法」

...文明の今日(こんにち)なおこの弊竇(へいとう)に陥(おちい)って恬(てん)として顧(かえり)みないのははなはだしき謬見(びゅうけん)である...   文明の今日なおこの弊竇に陥って恬として顧みないのははなはだしき謬見であるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...吾人が今認めて優者とする民族に対する謬見――甚だしき謬見より生ず...   吾人が今認めて優者とする民族に対する謬見――甚だしき謬見より生ずの読み方
新渡戸稲造 「我が教育の欠陥」

...皮相な謬見(びゅうけん)にすぎないことは明らかである...   皮相な謬見にすぎないことは明らかであるの読み方
萩原朔太郎 「詩の原理」

...救えるという謬見(びゅうけん)を捨て去るべきだ...   救えるという謬見を捨て去るべきだの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...我輩も心の内には外国人の謬見(びゅうけん)妄漫(ぼうまん)を知らざるにあらず...   我輩も心の内には外国人の謬見妄漫を知らざるにあらずの読み方
福沢諭吉 「日本男子論」

...三十一文字と定め十七文字と定めし事もと是れ人間が勝手につくりし掟なればそれに外れたりとて常に用うべきにあらずとは笑ふべき謬見(びうけん)なり...   三十一文字と定め十七文字と定めし事もと是れ人間が勝手につくりし掟なればそれに外れたりとて常に用うべきにあらずとは笑ふべき謬見なりの読み方
正岡子規 「字餘りの和歌俳句」

...理解なき謬見(びゅうけん)に過ぎぬのを感じている...   理解なき謬見に過ぎぬのを感じているの読み方
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」

...日本人はシナから伝えた諸宗派の謬見を直ちに捨てるようになるであろう...   日本人はシナから伝えた諸宗派の謬見を直ちに捨てるようになるであろうの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「謬見」の読みかた

「謬見」の書き方・書き順

いろんなフォントで「謬見」


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実効性   たらたら   万古不変  

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