...鉢植(はちうえ)の護謨(ごむ)の葉を遠慮なく爪でむしりながら...
芥川龍之介 「路上」
...黒い護謨の管を幾重にも輪を卷いて浸してある容器を持つて來た...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...護謨輪(ごむわ)に附着(くツつ)けたと思(おも)ふと...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...自分を偉くしたのは半分以上川路左衛門尉聖謨の力だと言つてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...一路自動車にて奥田彩坡(さいは)経営の士乃(セナイ)の護謨(ゴム)園を訪ふ...
高浜虚子 「五百五十句」
...彼は和服を一番悪い洋服に着換えて護謨(ゴム)の長靴を穿き...
谷崎潤一郎 「細雪」
...護謨草履が欲しい/\と角谷は云って居たのであった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...暦数千八百四十四年二月十五日瓦剌汾法瓦(ガラーヘンハーガ)(和蘭(オランダ)国都)の宮中において書すデ・ミニストル・ハン・コロニイン(外国の事を司(つかさ)どる大臣の官名)微爾列謨瑪※(ウイルレムマード)以上は天文方渋川六蔵の訳する所にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...或は宇内の大勢に対する維新の宏謨と相容れざるの陋を形したりと為せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...されば皐陶謨の如きは其の思想によつて明かに解釋し得るのであつて...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...家へ帰って護謨合羽(ゴムがっぱ)を脱ぐと...
夏目漱石 「三山居士」
...医者の注意によって護謨(ゴム)の氷嚢(ひょうのう)を彼の頭の上に載せた細君は...
夏目漱石 「道草」
...私と護謨靴屋さんきりだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...だから今は私は護謨毬(ゴムまり)のやうに堅く頑固(ぐわんこ)になつてる積りですよ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私の父は本所に小さな護謨(ゴム)工場を持っていた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...渡辺修次郎さんは「川路聖謨之生涯」を引いてこれを反駁した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「聖謨は西洋の科学術藝を歎賞したれども...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...金山(かなやま)でも護謨(ゴム)林でも開けると器械より先に...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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