...面会謝絶という通知が来た...
...面会謝絶になってしまった...
...今日は面会謝絶の日だ...
...面会謝絶になった理由を聞いてみたい...
...面会謝絶の旨を伝える手紙を出す必要がある...
...「面会謝絶」という主治医の貼り札を戸口に出してもいっこう無駄である...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...その間は全く訪客を謝絶し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...三十日から旅行するぞというドクトルの掲示は?」当分旅行ニツキ訪問ヲ謝絶ス...
海野十三 「蠅男」
...本日の面会日は謝絶致候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...変な顔をして謝絶(ことわ)ったりしたものです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...陸地へ行くならと舟を勧める者があるのを謝絶した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...興行物も絶対に謝絶し版権も売るようなことをせず...
中里介山 「生前身後の事」
...お冷水(ひや)を」「何も要(い)らん」竜之助は額を押えて薬も水も謝絶(ことわ)る...
中里介山 「大菩薩峠」
...店の者はそれを謝絶(ことわ)るに困(こう)じているらしくあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...この室へは入場を謝絶してあるはず...
中里介山 「大菩薩峠」
...瞳(ひとみ)に落ちる光線を謝絶して...
夏目漱石 「それから」
...「面会謝絶」などという傲慢無礼な貼り札は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...いま至急の勉強中であるから部屋を動くわけにはゆかぬと謝絶し...
久生十蘭 「黒い手帳」
...面会謝絶...
火野葦平 「花と龍」
...主婦無情で亭主慳貪(けんどん)の由言って謝絶した...
南方熊楠 「十二支考」
...これはもちろん謝絶したが...
山本周五郎 「寒橋」
...何故(なにゆえ)か八方より申込み来る婚約を悉く謝絶しおり...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...しかしかぐや姫は帝の使いに対しても、「帝の召しての給はむことかしこしとも思はず」と放言し、面会を謝絶する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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