...面会謝絶という通知が来た...
...面会謝絶になってしまった...
...今日は面会謝絶の日だ...
...面会謝絶になった理由を聞いてみたい...
...面会謝絶の旨を伝える手紙を出す必要がある...
...ただ夫は達雄の来た時に冷かに訪問を謝絶(しゃぜつ)するのです...
芥川龍之介 「或恋愛小説」
...その時は最うドッと枕(まくら)に就(つ)いて普通の見舞人には面会を謝絶していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...」と顔色を違へて謝絶(ことわ)るので...
薄田泣菫 「茶話」
...悪(あ)しからず……」こういう意味で私はキッパリと謝絶(ことわり)ました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...恩人の詞をすげなく謝絶(ことわ)るわけにも往かなかった...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...到底黨弊刷新を期し得可き謂れなきを論じて入會を謝絶したり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...到底愛蘭に於ける自治政略を内閣に行はしむる能はずと称して之れを謝絶したり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そして病気だと云つて一切の面会を謝絶した...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...興行物も絶対に謝絶し版権も売るようなことをせず...
中里介山 「生前身後の事」
...てんから謝絶(ことわ)ってしまいやがった...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬に槍を貸すことを謝絶(ことわ)った役人連中までが逃げかかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...当時余も君の向うを張って来客謝絶の看板を懸(か)けていた...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...並製も上製も同じく謝絶した...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...うるさい世間との取引きをきっぱりと謝絶し...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...家族によってあっさり謝絶されたことや...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...久次郎の随行を謝絶した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それを遣るに極まつてゐる新聞雜誌の記者諸君丈を謝絶して見ようと試みた...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...翁はそんな連中に対して面会謝絶をしないのみか...
夢野久作 「近世快人伝」
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