...僕は知己の言に感謝する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...「君の怠慢にますます感謝するよ...
海野十三 「恐怖の口笛」
...生きている事を神さまに感謝するだろう...
太宰治 「新ハムレット」
...それに感謝する限り...
田辺元 「メメント モリ」
...必ずこのコムシの山の神に酒を捧げて感謝するのだということです...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...深く謝する所なかるべからず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「諸君の好意は感謝するが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...つくづく感謝するのでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...私の特に感謝する所である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...進んで草木その物に對しては恰も農夫の稻に於けるが如く學者の書卷に於けるが如きものありとせば其の恩澤を蒙むるものは啻にわが國内の雅客のみならず世界の旅行者も深く其の勞を謝するであらう...
永井荷風 「十年振」
...暗(あん)に彼の親切を感謝すると共に...
夏目漱石 「明暗」
...俺に充分配慮してくれて、感謝する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ご忠告に感謝するぜ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...庭先は惣五郎の酒醒(さ)めて後悔せるとき主計之助出でその罪を謝する処...
三木竹二 「明治座評」
...枳園は罪を謝するに当つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或いは道行く人をいともやすやすとしめ殺すことができたとて神に感謝する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...“忘”に感謝する會みたいにおもへるが...
吉川英治 「折々の記」
...天草布教に対する援助を謝すると共に...
和辻哲郎 「鎖国」
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