...自分の古い事に感謝するのだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...大いに怒りていかほど謝するも聞き入れず...
井上円了 「おばけの正体」
...感謝する!」益々意外な赤羽主任の言葉...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...深く清くできていることを感謝するものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...葉子は着いた当座ここへ連れて来たことを感謝するように...
徳田秋声 「仮装人物」
...私の特に感謝する所である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...列座の面々はきっと自分の手柄に感謝するにちがい無い...
直木三十五 「新訂雲母阪」
...人間の最大幸福は短い一生の間に最も多くの變化と最も珍奇なものを見る事であるならば此の點に於て自分は頑固保守の英國に生れなかつた事を神に謝する...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...今後注意しますからと平身低頭して陳謝すると...
火野葦平 「糞尿譚」
...共鳴等の態度を表示されたことは私の非常に感謝するところであつた...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...キミに感謝する」とシンプソン編集長がなだめた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...あなたに感謝する...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...花が謝する時はそれがボタリと地に落るが...
牧野富太郎 「植物記」
...謹んで余はために多少の苦を救はるることを謝するであらう...
正岡子規 「病牀六尺」
...ともあれ私は感謝する...
水野仙子 「輝ける朝」
...こんな妹を私に下すった両親にも感謝する...
宮本百合子 「暁光」
...むしろ感謝するのが当然であろう...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...わが将士の力戦をふかく感謝する」と...
吉川英治 「三国志」
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