...余が実際哲学すなわち政教学を講ずるゆえんなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...私はすぐ適宜の処置を講ずるから……とネ...
海野十三 「深夜の市長」
...用途を講ずるにとどまる間は自然物を調べる学科を博物学と名づけ...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...特に理論を講ずるにあたっては...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...たとへば壺だの皿だのいふやうな民藝品のやうに保存法を講ずることもむつかしいだらうが...
田畑修一郎 「盆踊り」
...お前に会う手段を講ずるつもりである...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...我邦(わがくに)蘭書を講ずるもの漸(ようや)く増加し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...實際的な對處法を講ずる前に...
中島敦 「かめれおん日記」
...幸いにも文芸委員がこの公平なる手段を講ずるならば...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...いよいよ勝敗の極(きょく)に至りて始めて和を講ずるか...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...姉と妹をそれぞれ手軽く言い顕(あらわ)す語がないのでアフリカ行の宣教師が聖書を講ずる際...
南方熊楠 「十二支考」
...此より後一斎は唯月に一たび松平邸に来つて経を講ずるのみであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鳩山和夫(はとやまかずお)等が法律を講ずるので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...道切り注連繩張(しめなわは)りなどの防衛策を講ずる例も少なくない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それからはまた特別の方法を講ずる地方もある...
柳田国男 「山の人生」
...その場合には間もなく前進に必要な手段を講ずることを云って来ていたのであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...信長と和を講ずるに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
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