...遊戯的な謎々ではありません...
海野十三 「火薬船」
...謎々をかけたにしても...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...(「宝石」昭和二十五年八―十一月号連載の随筆より抜萃)11探偵小説に現われた犯罪心理探偵小説はその本来の目的が複雑な謎をとく論理の興味にあるため...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...謎である...
薄田泣菫 「茶話」
...謎の女が苦し紛(まぎ)れの屈託顔に六畳敷を出たのは...
夏目漱石 「虞美人草」
...不思議な謎(なぞ)の活(い)きて働らく洋杖(ステッキ)を...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...プロローグ「女は全く謎の塊のようなものですね」奇談クラブの談話室――例の海の底のような幽幻な光の中で...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...もうあの謎の秘密をすっかり握ったような気がしたよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...僕は謎を完全に解く自分の見込みを...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...どこから来たかは謎だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...そこでこの暗黒の謎に一つか二つ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...全ロンドンを恐怖の底に突き落としていた謎の殺人鬼があった...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...あとからあとからもつれて解けない謎糸の...
正岡容 「小説 圓朝」
...謎のごとき言葉にかくされたる思想をのみほめ称う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それはべつにむつかしい謎(なぞ)ではなかったようである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...……前代未聞の恐ろしい殺人事件のあった家……四人の無疵(むきず)の死骸に護られた室(へや)……その四人を殺した不可思議な女の霊魂の住家……奇蹟の墓場……恐怖の室(へや)……謎語(めいご)の神殿……そんな感じを次から次に頭の中でさまよわせつつかちかちと歯の根を戦(おのの)かしていた...
夢野久作 「暗黒公使」
...万有進化と鼻――運命と鼻の表現(五)「謎語」という言葉はかの埃及(エジプト)の大怪像スフィンクスを呼び出す言葉であります...
夢野久作 「鼻の表現」
...この三尊はこの謎の解決をわれわれに要求しているのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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