...世にも奇怪な海魔の謎は...
海野十三 「太平洋魔城」
...僕にとってはどうしても解くことの出来ぬ謎だった」北川氏は彼の細君の死については...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...「何にッ? 謎が解けた? 犯人が分ったと云うのか?」「分りました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...例の香炉を叩き割れといふ謎なのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...疑問の謎は依然として解けなかった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...その謎はばかげたもので...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...簡単な謎(なぞ)のような調子で言われるので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二人の心持を解けない謎(なぞ)のように不断から見つめていた...
夏目漱石 「明暗」
...ああ わたしの夢によくみる このひと棲まぬ空家の庭の祕密といつもその謎のとけやらぬ おもむき深き幽邃のなつかしさよ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...極めて大きい謎を含むことはできないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...この謎(なぞ)を解いたらゴルコンダ(14)の宝石をみんなもらえるとしても...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...おはじきは本件の謎とは全く関係がありません」このすきに助手のベイツが漏らした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...そのほかの部分にはまだ謎がある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...形而上の問題は人間には永遠に解きがたい謎であると知るだけで十分なのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに何か訳がなくてはならないが、永久の謎である...
柳田国男 「故郷七十年」
...こういう古語が残っていたかはまだ謎であるが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...あるとき謎が解けた...
横光利一 「夜の靴」
...分らない謎(なぞ)です」「あれも関ヶ原の敗北者の一人...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索