...けれども彼は一度謁見を許されさえすれば...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...あの神秘的なハイペシアがいま謁見をたまわつているはずであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...将軍に謁見して国書を奉呈し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そこで翌日から世子にも拝謁して直々に御言葉も給わるし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「カーライルが始めて女皇(じょこう)に謁した時...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...臨幸したまうや夫人諸子みな謁をたまわる(中略)...
蜷川新 「天皇」
...外国の使節にも謁見しなければならないし...
久生十蘭 「だいこん」
...又七郎は創が癒(い)えて光尚に拝謁(はいえつ)した...
森鴎外 「阿部一族」
...善庵は抽斎の謁見に先(さきだ)つこと一月(いちげつ)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...六月二十日に専六は承昭に謁することを得た...
森鴎外 「渋江抽斎」
...幕府の目附に謁し...
森鴎外 「椙原品」
...それでわたしに頼むというのはなんです」「老公に拝謁がねがいたいと存じまして」「あんたが直々にですか」「処士の身でまことに僭越(せんえつ)ですけれども...
山本周五郎 「新潮記」
...面謁を与える前に...
吉川英治 「上杉謙信」
...宋忠は、宛城の中で、曹操に謁して、降参の書を奉呈した...
吉川英治 「三国志」
...何ごとか曹丞相に謁して...
吉川英治 「三国志」
...謁(えつ)を与え給うなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...こう二人の鳳雛(ひな)の手をつれて、家康に謁した...
吉川英治 「宮本武蔵」
...カール五世に謁見した...
和辻哲郎 「鎖国」
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