...サア・ジョンが謁見を乞うたとき...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...大佐は国王陛下(マハラージャ)に謁見(えっけん)されましたが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...事件というのは、昨日、長老に謁見して、祝福するためにやって来た平民の女の信者の中に、町の者でプローホロヴナという下士官の妻がいたことであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...天氣の都合あしくて拜謁を得遂げざりしこそかへす/″\も殘念なりしか...
内藤湖南 「寧樂」
...また藩主にも拝謁することを得た...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しの坂の母の墓に謁する方が...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...父の身分はヤット藩主に定式(じょうしき)の謁見が出来ると云(い)うのですから足軽(あしがる)よりは数等宜(よろ)しいけれども士族中の下級...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「暁拝新年謁我公...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此人は弘化甲辰に渋江抽斎と共に躋寿館講師に任ぜられ又これと共に将軍家慶に謁した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...五月六日に将軍に謁見(えっけん)した...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...袁紹に謁してこう忠言した...
吉川英治 「三国志」
...孫権に謁(えっ)し給え...
吉川英治 「三国志」
...おそるおそるご拝謁(はいえつ)を願いに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...謁(えつ)を求めて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...謁(えっ)したことはございません」「大きな不幸ですな」と法印はいった...
吉川英治 「親鸞」
...または表役人を通じて謁(えっ)すべきなのに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...こういう機(しお)にわが子を将軍の謁(えつ)に進めておくことは...
吉川英治 「柳生月影抄」
...パエスは江戸にも行って将軍秀忠に謁した...
和辻哲郎 「鎖国」
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