...一方伯父および伸と謀るとともに...
大杉栄 「獄中消息」
...〔當藝志美美(たぎしみみ)の命の變〕かれ天皇崩(かむあが)りまして後に、その庶兄(まませ)當藝志美美(たぎしみみ)の命、その嫡后(おほぎさき)伊須氣余理比賣に娶(あ)へる時に、その三柱の弟(おとみこ)たちを殺(し)せむとして、謀るほどに、その御祖(みおや)伊須氣余理比賣、患苦(うれ)へまして、歌もちてその御子たちに知らしめむとして歌よみしたまひしく、狹井河よ 雲起ちわたり畝火山 木の葉さやぎぬ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これより事を謀るや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...而(しこう)してその社の倶(とも)に天下の大事を謀るに足らざるを以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...日本に於ける文化対立よりも文化そのものの向上発展を謀るべきだ...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...奸商と結托して往々私利を謀るものと爲す...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大隈伯よりも伊藤侯を以て自家の榮達を謀るに便宜なりと信じ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大隈伯よりも伊藤侯を以て自家の栄達を謀るに便宜なりと信じ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...たとひ之を謀るも多くは其の意見を容れずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...真に政党を基礎として内閣の鞏固を謀るの意には出ざりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...動もすれば内部の調和を謀るに急なるが為に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...すると薩長などは夙(はや)くに朝廷の或る人々と謀る所があっていたから直ちに慶喜公の出願を採用され...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...守屋を滅さんことを謀る(紀)...
蜷川新 「天皇」
...果して然らんには甘んじて之に従い之に謀る可しと雖も...
福沢諭吉 「女大学評論」
...我社中は悦て其法を傳へ天下と共に裨益を謀るべし...
福澤諭吉 「肉食之説」
...鋭意国家の日進を謀ると称す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...わがために謀るときは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...諸藩の士には各其主のために謀る虞(おそれ)があると慮(おもんばか)つたが故である...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
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