例文・使い方一覧でみる「諾々」の意味


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...しかして聴衆は唯々諾々...   しかして聴衆は唯々諾々の読み方
井上円了 「欧米各国 政教日記」

...満場の議員が唯々諾々と後藤の脚下に拝跪しているように思われた...   満場の議員が唯々諾々と後藤の脚下に拝跪しているように思われたの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...被害民に於てもまた唯々諾々とこれにつく者が多く...   被害民に於てもまた唯々諾々とこれにつく者が多くの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...ただメソメソ泣きながら唯々諾々と二人の言いつけに従うのでした...   ただメソメソ泣きながら唯々諾々と二人の言いつけに従うのでしたの読み方
太宰治 「人間失格」

...最初の中(うち)は多少は、自分自身の立場も、発揮したいような傾向も見えたが、しかし今はもうとても歯がたたないと観念して、ただホームズの為すままに、唯々諾々として、後からついて来るだけのことになってしまった...   最初の中は多少は、自分自身の立場も、発揮したいような傾向も見えたが、しかし今はもうとても歯がたたないと観念して、ただホームズの為すままに、唯々諾々として、後からついて来るだけのことになってしまったの読み方
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」

...安倍党首が唯々諾々として引き下ったということも...   安倍党首が唯々諾々として引き下ったということもの読み方
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」

...唯々(いい)諾々として傾聴していた...   唯々諾々として傾聴していたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...書肆の月刊雑誌を発行するや最初は何事も唯々諾々(いいだくだく)主筆のいふ処に従ふといへども号を追ふに従つてあたかも女房の小うるさく物をねだるが如く機を見折を窺ひ倦(う)まず撓(たゆ)まず内容を俗にして利を得ん事のみ図る...   書肆の月刊雑誌を発行するや最初は何事も唯々諾々主筆のいふ処に従ふといへども号を追ふに従つてあたかも女房の小うるさく物をねだるが如く機を見折を窺ひ倦まず撓まず内容を俗にして利を得ん事のみ図るの読み方
永井荷風 「書かでもの記」

...表向だけ唯々諾々としてこれを遵奉するは自ら欺くというもので...   表向だけ唯々諾々としてこれを遵奉するは自ら欺くというものでの読み方
新渡戸稲造 「自由の真髄」

...唯々諾々(いいだくだく)としていられるのは...   唯々諾々としていられるのはの読み方
羽仁もと子 「親子の愛の完成」

...島袋君等の手で早速出來上つて之に唯々諾々從ふことに成つた...   島袋君等の手で早速出來上つて之に唯々諾々從ふことに成つたの読み方
濱田耕作 「沖繩の旅」

...また唯々諾々としてこれに応ずるということである...   また唯々諾々としてこれに応ずるということであるの読み方
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」

...何事に就ても唯々諾々するのみ...   何事に就ても唯々諾々するのみの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...眼付までも殺気立つてゐる気合ひに蹴落されて諾々としてしまつたのである...   眼付までも殺気立つてゐる気合ひに蹴落されて諾々としてしまつたのであるの読み方
牧野信一 「西瓜喰ふ人」

...しかし頼該自身がまことに唯々諾々(いいだくだく)として高松へ移ったので...   しかし頼該自身がまことに唯々諾々として高松へ移ったのでの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...唯々諾々(いいだくだく)として受け入れているではないか...   唯々諾々として受け入れているではないかの読み方
横光利一 「新感覚派とコンミニズム文学」

...郭淮は唯々諾々(いいだくだく)ふたたび城を出た...   郭淮は唯々諾々ふたたび城を出たの読み方
吉川英治 「三国志」

...唯々諾々として怪兇の命にこれ従うより外(ほか)はないのであった...   唯々諾々として怪兇の命にこれ従うより外はないのであったの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「諾々」の読みかた

「諾々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「諾々」


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