...彼と彼の兄を通して私は諺...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「よき酒は樹枝(ブッシュ)を必要とせず」という諺言は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...著者の屋上の禽とは此諺の屋上の鳩を意味するもの歟(か)...
石橋忍月 「舞姫」
...恋は盲目だという諺(ことわざ)もあるが...
伊藤左千夫 「浜菊」
...諺(ことわざ)にも「病は気から」というくらいです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...「愚(ぐ)按(あん)ずるに諺に曰く...
直木三十五 「南国太平記」
...娘と千菜物(せんざいもの)は其村の若い衆のものだといふ諺が古くから村には傳つて居る...
長塚節 「芋掘り」
...知らぬが仏(ほとけ)という諺(ことわざ)がまさにこの場合の彼女をよく説明していた...
夏目漱石 「明暗」
...柔和(にゅうわ)なる者はこの世を嗣(つ)ぐ「憎(にく)まれ子(こ)世にはびこる」という俗諺(ぞくげん)があるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...此の諺を思ひ起して罪惡から免れたと云ふ傳説のある堂である...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...何も頭痛にやむことはないさ!』とあっさり如才のない諺で片づけてしまったものである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...諺めいたことを口のなかで呟やいただけぢやつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...今ここに最も普通に行われている諸国の俚諺を英語に訳したものを挙げてみよう...
穂積陳重 「法窓夜話」
...復活祭の節、キリスト教徒が鶏卵を食い相贈遺(ぞうい)するに付いて、諸他の習俗、歌唄、諺話、欧州に多いが、要するに天の卵より雛の生まれ出るにキリストの復活を比べ、兼ねて春日の優に到ると作物の豊饒を祝うたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...これこそ「火かき*が十能をわらう」という諺の意味である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...* 「自己の糞堆の上に立つ鶏は強い」という諺がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それで此郡の諺にも...
柳田國男 「食料名彙」
...井の中の蛙(かわず)という諺(ことわざ)があるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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