...彼と彼の兄を通して私は諺...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...独乙(ドイツ)の諺(ことわざ)に曰く「屋上の鳩(はと)は手中の雀(すゞめ)に如(し)かず」と...
石橋忍月 「舞姫」
...著者の屋上の禽とは此諺の屋上の鳩を意味するもの歟(か)...
石橋忍月 「舞姫」
...もしお前が蜘蛛の諺の嘘だといふ説明を聞きたかつたら...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...されば釈迦に説法という諺はあるが...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...【3】1.ゆるゆる急げとドイツの諺は云ふ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...親爺(おやじ)」とは昔から余りにも知れわたっている諺(ことわざ)であるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...だから諺(ことわざ)にも近侍の眼から見れば英雄もまた凡人に過ぎずと申します...
夏目漱石 「創作家の態度」
...という諺がありますが...
久生十蘭 「魔都」
...秋の紅葉は見ぬが野暮なりと独り諺をこしらへて其言ひわけに今年は日光の紅葉狩にと思ひ付きぬ...
正岡子規 「日光の紅葉」
...医者の不養生という諺(ことわざ)は...
三木清 「人生論ノート」
...古きを温(たづ)ねて新しきを知ると云ふ諺である...
溝口健二 「日本趣味映画」
...* 「神様は寒さに応じて衣服を与える」というのが普通の諺である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...猫の尻尾の諺があると聴いて...
柳田國男 「どら猫観察記」
...お百度を踏むという諺(ことわざ)さえある...
柳田国男 「母の手毬歌」
...嫁は木尻筋からもらえという諺などもあって...
柳田国男 「雪国の春」
...諺(ことわざ)にもいう――上リ馬ニハ当ルベカラズ――で我れにとって歩(ぶ)のいい勝目は一つもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三日すればやめられねえという諺(ことわざ)どおり自堕落(じだらく)にまかせて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??