...賈慎庵は何でも乾隆(けんりゆう)の末の老諸生の一人だつたと云ふことである...
芥川龍之介 「鴉片」
...それよりもなおヨリ多く諸生を心服さしたのは二葉亭の鼓吹した学風であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...諸生みなこの道に率(したが)い...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...歴史的諸生産物の聯關...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...すなはち歴史的社會的諸生産物への轉向を導くのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...その波に揺れながら枝葉間に諸生物を安住せしむる状(さま)を件(くだん)の神馬王の長毛に比して学僧輩が名づけたのかも知れぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...奸党諸生組の朝比奈...
三好十郎 「斬られの仙太」
...……天狗がどうの諸生がどうのってこと...
三好十郎 「斬られの仙太」
...……天狗がどうの諸生がどうのってこと...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...諸生を聚めて経を講じ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...講説は縦(たと)ひ強て諸生の求に応じても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...旅立ちし諸生多く...
森鴎外 「うたかたの記」
...彼(かの)美術諸生は果して起(た)ちて「ホテル」に入りぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...日頃木のはしなどのやうにおもひし美術諸生の仲間なりければ...
森鴎外 「うたかたの記」
...家には若党がおり諸生がおる...
森鴎外 「渋江抽斎」
...五百は仲間や諸生の名を呼んで...
森鴎外 「渋江抽斎」
...諸生山田要蔵はこの時慶応義塾に寄宿した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そして諸生産物の増加がその結果である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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