...諸生物の本能の有する方向に人間は生じた...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...諸生徒は次を逐ひて詩を讀みたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...諸生物が所謂高等になるに従て諸機関の分業的組織が複雑になり...
石川三四郎 「社会的分業論」
...諸生の頭に徹底するまで反覆教授して少しも倦(う)まなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それよりもなおヨリ多く諸生を心服さしたのは二葉亭の鼓吹した学風であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...諸生みなこの道に率(したが)い...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...技術は同一な世界経済的水準に並ぶ諸生産組織の間に...
戸坂潤 「技術の哲学」
...すなはち歴史的社會的諸生産物への轉向を導くのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...奸党諸生組の朝比奈...
三好十郎 「斬られの仙太」
...奸党諸生組の朝日奈...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...諸生をして不在と道(い)はしめた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...諸生も内へ帰れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ところの美術諸生(しょせい)と見ゆるなるべし...
森鴎外 「うたかたの記」
...彼(かの)美術諸生は果して起(た)ちて「ホテル」に入りぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...大抵諸生の中で、志(こころざし)があり才があって自ら給せざるものを選んで、寄食を許していたのだろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...同じ学校の諸生仲間で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...寄寓(きぐう)を請う諸生を...
森鴎外 「渋江抽斎」
...常は諸生がおり、僕がおったが、皆新年に暇(いとま)を乞(こ)うて帰った...
森鴎外 「渋江抽斎」
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