...わたくしの前には、諸氏の面々が集まっています...
...親方は諸氏に向かって語りかけた...
...諸氏におかれましては、いかがお過ごしでしょうか...
...諸氏にはその問題の全貌を知っていただきたい...
...諸氏にはお力をお貸しいただけるとありがたいです...
...佐藤春夫等の諸氏の散文を数へたいものである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...どうかして働き出すより他に資力がありませんので誠に諸氏に対しては申訳けがありませんがあしからずお許し下さい...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...島田三郎の諸氏がこれを経営された...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...北村益、橋本八右衞門、女鹿左織、内田與兵衞、大久保徳治郎、石橋源三郎、安並正晴、米田宇兵衞、南部興寧、福士協助、伊東嘉平、大久保忠一、夏堀源一郎、戸田利三郎、大蘆梧樓、關野重三郎、福田男兒、永井正三郎、浦山十五郎、伊藤富三郎、大島勝三、前田利貞諸氏、之に例の浦山老人も加はり、三本木の川崎氏も加はりて、盛宴開かれたり...
大町桂月 「十和田湖」
...『思想』の編集者諸氏はこの点どう考えるか...
戸坂潤 「読書法」
...原敬等の諸氏を重用して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...虚諸氏などの如く日々近寄る事をやめた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...依田学海(よだがっかい)福地桜痴(ふくちおうち)森田思軒(もりたしけん)石橋忍月(いしばしにんげつ)岡野紫水(おかのしすい)坪内逍遥ら諸氏の名を回想するにつけても演劇改革の事業は今日(こんにち)後進の吾人(ごじん)に取りては既に演劇そのものと相並びて歴史的興味を覚えしむる処尠(すくな)しとせず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...三宅鹿之助の諸氏ともこのたび逢うことができるのである...
服部之総 「加波山」
...これは一つには学生諸氏の英語の読書力の薄いのに依るのであらうけれど...
平田禿木 「趣味としての読書」
...松本泰等の諸氏があるということである...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...紅緑(こうろく)諸氏...
正岡子規 「病牀六尺」
...ここに收められた諸論文の成立に機會を與へられた河上肇博士並びに京都帝國大學經濟學批判會の諸氏に對して私は今また改めて謝意を表したいと思ふ...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...広井吉之助らの諸氏が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...すなわち現代の常識を代表する陪審員諸氏...
夢野久作 「霊感!」
...いろんなことをして、文士を困らせても不愉快だし、さうかと云つて、せずにゐるわけにもゆかず、委員會が三十幾つもあつて、ここから出て來るものを受けてばかりゐるか、それとも、この委員會を動かして行くか、また、何かこちらから案を出すと、お金の袋の口を締めようとしてゐる事務局、何とかかとかと口を締めるだらうし、情報局は眼を光らせてゐるし、幹事諸氏、大衆の方はあの通りだし、まだ戰法も定めてない...
横光利一 「書翰」
...まだ何等案のない舊藩主諸氏に對しては「郷土文化再建のため...
吉川英治 「折々の記」
...翌日一行の諸氏と相分(あひわか)れ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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