...哄(どっ)と諸声(もろごえ)をぞ立てたりける...
泉鏡花 「海城発電」
...諸声(もろごえ)で大菩薩に呼びかけて言うことには...
中里介山 「大菩薩峠」
...「おぎゃあ」みなが、われともなく、諸声で、わア、と、声を上げた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...友千鳥諸声(もろごゑ)に鳴く暁は一人寝覚(ねざ)めの床(とこ)も頼もしだれもまだ起きた影がないので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...諸声(もろごゑ)に泣き...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...山麓まぢかへ迫ってからにわかに鼓(こ)を鳴らし諸声(もろごえ)あげて決戦を挑んだ...
吉川英治 「三国志」
...二「捕(と)ったっ」「呂布を縛(から)めた!」諸声(もろごえ)あげて...
吉川英治 「三国志」
...諸声(もろごえ)あげて...
吉川英治 「三国志」
...その諸声(もろごえ)は...
吉川英治 「私本太平記」
...噂どおりな天狗の諸声(もろごえ)に似たものが虚空(こくう)を駆けるかとも思われてくる...
吉川英治 「私本太平記」
...ほかの諸声(もろごえ)で...
吉川英治 「私本太平記」
...わあっ……と三たびの諸声(もろごえ)をあわせた...
吉川英治 「私本太平記」
...諸声(もろごえ)あげて...
吉川英治 「私本太平記」
...おのずからその張りあげる諸声(もろごえ)のうちにこもっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸声(もろごえ)あげて感泣した...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸声(もろごえ)があがった...
吉川英治 「新書太閤記」
...三たびの諸声(もろごえ)を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...諸声あわせて唱うる誦経(ずきょう)に...
吉川英治 「源頼朝」
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