...彼と諸共にパーティーに行く予定です...
...彼女は私たちと諸共で旅行するつもりです...
...彼らは困難を諸共に乗り越えた...
...あなたの意見に諸共に、私たちは改善案を考えましょう...
...経験から学んだことを諸共に、新しいプロジェクトを立ち上げた...
...男が諸共に、と云うのに、ちっとも無情な事はありますまい...
泉鏡花 「婦系図」
...月丸は雌(つま)諸共(もろとも)に...
巌谷小波 「こがね丸」
...おそらく実験室は瞬間に人(ひと)諸共(もろとも)吹きとんだであろう...
海野十三 「諜報中継局」
...手荷物諸共(もろとも)遽(あわ)てゝ汽車を下りた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...手荷物諸共遽(あわ)てゝ汽車を下りた...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...死なば諸共の具体的な提議をした...
豊島与志雄 「春」
...南米の諸共和国がスペイン国王と争っていた折で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...成る程、油断できぬわい」「それで、手間取ったのか」「いいや、遅参致したのは――つい先刻、出し抜けに、四ツ本が参って、手籠めにして、道具諸共、御門外追放じゃ」「三日の間と、申すでないか」「それが、急に、今日中に、出て行けと、足軽の十人も引連れて来たが――」「無体なことをするのう」「だから、軽挙ができぬ...
直木三十五 「南国太平記」
...坊主諸共叩っ斬ってくれる」と...
直木三十五 「南国太平記」
...「益満、諸共、押込じゃ」そういった時、表から「小太」と、益満の声がした...
直木三十五 「南国太平記」
...客も女給も諸共(もろとも)に酔倒れるように片隅のボックスに腰を落すと...
永井荷風 「ひかげの花」
...死なば諸共(もろとも)という気分が...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...この小屋諸共あたりの田地田畑は去年の秋かられつきと吾輩のものとなつてゐるといふことを知らんのだな...
牧野信一 「船の中の鼠」
...おぬしと二人で都はずれまで諸共(もろとも)に送って行ったなら...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...11820汝達諸共に起ちて称へよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...われも諸共(もろとも)に行かまほしきを...
森鴎外 「舞姫」
...二人を諸共に殺したるなり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いざ諸共(もろとも)に自(みづか)らを知らん...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
便利!手書き漢字入力検索