...会議に出席される諸公にご挨拶申し上げます...
...諸公のお考えに反対する人もいるかもしれません...
...諸公のご意見を参考にしながら方針を検討します...
...諸公のご尽力により、計画は成功を収めました...
...諸公方々には多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます...
...僕は諸公の常談の大規模なるは愛すれども...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...上は山田孝雄氏より下は我謹厳なる委員諸公を辱めたるはその罪素より少からず...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...彼は枢密院の議員諸公に告白したい一事があるといいだした...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...吾人はもとより滔々たる天下とともに諸公を趁(お)うて中興の天地を頌歌(しょうか)し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...大原の諸公卿と周旋(しゅうせん)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...だが唯物弁証法の諸公式に部分的に当て篏まるということは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...内閣の諸公が自由主義と考えるものが何を指すかは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そして諸公理を一つの体系とする際には――そこで初めて幾何学が成り立つのであるが――...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...諸公子・侍臣等の少数を従え...
中島敦 「盈虚」
...文壇の諸公をいわゆる文明社会に住む人と見傚せば...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...彼はいったい何者なのだ? こうして官吏諸公は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...判官諸公も即ち人である...
平出修 「逆徒」
...ケプラーは小さいドイツの諸公国領をあちこち追われて転々としてプラーグにも住んだりした――ここで有名なデンマルク貴族天文学者ティホ・デ・ブラーエの助手として貧困な生活を送り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...吉宗は如才なく、「火急の場合とて、家来の暴言、悪く思うてくれ給うな」「何か、御城内に?」「オオ、御危篤」「えッ、家継公(いえつぐこう)が」「御不予(ごふよ)重(おも)らせられた御容子なるによって、急ぎ登営あるべしと、三家を初め、諸公がたへも、老中から御急使が廻ったばかりのところ」「では、いよいよ将軍家御代(ごだい)がわりか」「不吉な!」と、叱られて、万太郎もハッと口をつぐみましたが、「では、急ぎな矢先、これでお別れといたそう」「貴公は」「……む、自分は今、根岸の方に」「兄上の尾州殿のお姿も、ついその辺でお見かけいたしたが」「や、兄貴が来る? それはいかん」と、万太郎はすこし狼狽(ろうばい)して、「自分もきょうは急ぎの出先、これで御免を」「オオ、こちらも火急なところ故、御免!」「いずれ!」「いずれ!」と双方、端的な会話を投げ合って、吉宗が江戸城へ鞭(むち)を上げてゆくと、万太郎も、笠を抑(おさ)えたまま、大名小路(だいみょうこうじ)の陰へと、逃ぐるがごとく馳けこみました...
吉川英治 「江戸三国志」
...諸公は、ここの事実を見とどけて、その由、先へご報告おきねがう」雲長は、沓(くつ)をめぐらして、きっと張飛のほうへ今度は向きなおった...
吉川英治 「三国志」
...どうして諸公と並んで席に着けましょう...
吉川英治 「三国志」
...ついに諸公卿を見て...
吉川英治 「私本太平記」
...おい諸公、われわれだって、多少困るぞ』『多少どころではない...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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