...そこにゐる主客いづれもの気持に律動と諧調とを生みつけ...
薄田泣菫 「独楽園」
...三)俳諧九品仏私はかつて『俳諧須菩提経(すぼたきょう)』というものを書いた...
高浜虚子 「俳句への道」
...いくらかこの俳諧の世界の存在に気づいて来たように見えるのははなはだ興味の深いことである...
寺田寅彦 「映画雑感(※[#ローマ数字7、1-13-27])」
...平生はただ美しいとばかりで不注意に見過ごしている秋の森の複雑な色の諧調(かいちょう)は全く臆病(おくびょう)な素人(しろうと)絵かきを途方にくれさせる...
寺田寅彦 「写生紀行」
...日本では泥坊にでも俳諧があるが...
寺田寅彦 「チューインガム」
...短歌俳諧(はいかい)に現われる自然の風物とそれに付随する日本人の感覚との最も手近な目録索引としては俳諧歳時記(はいかいさいじき)がある...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...後に俳諧から分岐した雑俳の枝頭には川柳が芽を吹いた...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...この方面から見ても蕉門俳諧の完成期における作品の中には神儒仏はもちろん...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...常に俳諧に親しんでその潜在意識的連想の活動に慣らされたものから見ると...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...芭蕉の人と俳諧に関しては小宮豊隆(こみやとよたか)君との雑談の間に教わり啓発さるるところがはなはだ多かった...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...俳句は狂歌と同じく天保以後甚だ俗悪となりしが明治に及び日清戦争前後に至りて角田竹冷(つのだちくれい)正岡子規(まさおかしき)の二家各自同好の士を集めて大(おおい)に俳諧を論ぜしより遽(にわか)に勃興の新機運に向へり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その俳諧師らしい風采(ふうさい)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...ロゼッテイは怒りと諧謔(かいぎゃく)をまぜた抗議口調でその男に食ってかかったが...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...何となく奥行のある俳諧歌だとは思ひませんか...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...其角抱一万太郎龍雨を宗とする江戸座俳諧を以てするよりも...
正岡容 「東京万花鏡」
...持って生れた諧謔味(かいぎゃくみ)が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...王侯貴人が往々文芸の士を羅致(らち)して、声威を張り儀容を飾る具となすように、藤次郎は俳諧師、狂歌師、狂言作者、書家、彫工、画工と交って、その多数を待つことほとんど幇間と択(えら)ぶことが無かった...
森鴎外 「細木香以」
...心の俳諧以外に形の俳諧だの言葉の俳諧だのを認め...
柳田国男 「木綿以前の事」
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