例文・使い方一覧でみる「諛」の意味


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...偉大の意識の中にも眞に侮蔑に堪へたる空虚と自己諂とを見る...   偉大の意識の中にも眞に侮蔑に堪へたる空虚と自己諂諛とを見るの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...阿(あゆ)を逞(たく)ましうして...   阿諛を逞ましうしての読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...存魂(ぞつこん)嬢様に思込んでゐたが少(ちつ)とも媚(こびへつら)ふ容子を見せなかつた...   存魂嬢様に思込んでゐたが少とも媚諛ふ容子を見せなかつたの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...虚文虚礼便佞(べんねい)諂(てんゆ)を賤(いや)しとして仕官するを欲しなかった二葉亭もこの意外なる自由の空気に満足して...   虚文虚礼便佞諂諛を賤しとして仕官するを欲しなかった二葉亭もこの意外なる自由の空気に満足しての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...この庇護に酬いるに多少の阿をもってしたことは...   この庇護に酬いるに多少の阿諛をもってしたことはの読み方
辰野隆 「芸術統制是非」

...何という阿追従...   何という阿諛追従の読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...教員(主に校長)側自身から阿的に事大的に当局に申し出たものだが...   教員側自身から阿諛的に事大的に当局に申し出たものだがの読み方
戸坂潤 「現代日本の思想対立」

...阿(あゆ)的な俗人らはなんの苦もなくしゃべりたてる...   阿諛的な俗人らはなんの苦もなくしゃべりたてるの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...嫉視、反感、阿、利慾、その他さまざまなものが入交った告げ口、真偽とりまぜたものに尾鰭をつけ色合を変えた密告で、人の世の最も浅間しい姿だった...   嫉視、反感、阿諛、利慾、その他さまざまなものが入交った告げ口、真偽とりまぜたものに尾鰭をつけ色合を変えた密告で、人の世の最も浅間しい姿だったの読み方
豊島与志雄 「山吹の花」

...阿(あゆ)と諂佞(てんねい)に取巻かれ...   阿諛と諂佞に取巻かれの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...強(しい)て笑ッたり言(ゆげん)を呈したり...   強て笑ッたり諛言を呈したりの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...何気ない調子を装うて更にもう一歩先きのひを示しました...   何気ない調子を装うて更にもう一歩先きの諛ひを示しましたの読み方
牧野信一 「愚かな朝の話」

...「えゝ……」とふやうに笑つて「私は一つの望みがないのでもありませんが……少々それが申し憎いので...   「えゝ……」と諛ふやうに笑つて「私は一つの望みがないのでもありませんが……少々それが申し憎いのでの読み方
牧野信一 「闘戦勝仏」

...円滑な阿などの様子はなく...   円滑な阿諛などの様子はなくの読み方
牧野信一 「円卓子での話」

...阿がうんざりであったこと...   阿諛がうんざりであったことの読み方
宮本百合子 「寒の梅」

...阿便佞(あゆべんねい)の所為(しょい)なるべしと申候(そろ)...   阿諛便佞の所為なるべしと申候の読み方
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」

...寄生虫((へつら)ふ如く...   寄生虫ふ如くの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...時世に(おもね)らず...   時世に諛らずの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

「諛」の読みかた

「諛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「諛」

「諛」の英語の意味

「なんとか諛」の一覧  


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