...彼女との論判が長引いてしまった...
...裁判官は的確な論判を下していた...
...その問題に対する彼の論判は非常に賢明だった...
...論判に入る前に、まず事実確認をしっかり行いましょう...
...論判を行う場合には、相手の意見もしっかりと聞くよう心がけましょう...
...表門の入口に立って革命のことで大論判(だいろっぱん)していた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...論判(ろっぱん)の挙句...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...勿論判るだろう? よく見て呉れ給え」「……何んですか...
大阪圭吉 「花束の虫」
...いまさら筆者は諸君と論判したいとは少しも思わない...
橘外男 「蒲団」
...あっちの隅では二同胞のあいだに先刻(さっき)から大論判がはじまっている...
谷譲次 「踊る地平線」
...井伊と論判(ろんぱん)す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...勝手の方では臨時雇いの車夫と下女がしきりに論判している...
夏目漱石 「三四郎」
...一か八かの大論判を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨夜二階へ追つかけて來た叔父さんとの論判(はなし)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は牛のことなど勿論判らないので...
北條民雄 「牧場の音楽師」
...「身どもが論判にあたるも苦しくない――」人々は笑って「まア...
本庄陸男 「石狩川」
...昔のタチバナはその品種は今日にいう何ミカンに相当するかその辺は無論判然しないが...
牧野富太郎 「植物記」
...加多 どうだ? ……本組の隊士は何びとと雖も、本組の大義について、また本組の行動について、勝手な臆測、論判、上下するを許さぬ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...……加多 どうだ? ……本組の隊士は何びとといえども、本組の大義に就て、また本組の行動に就て、勝手な臆測、論判、上下するを許さぬ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...「ここで論判するこたあねえ...
山本周五郎 「さぶ」
...今日は論判で逃げるわけにはいかないぜ」「私は下郎などは相手にしない」孝之助は静かに答えた...
山本周五郎 「竹柏記」
...無論判断力もなければ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうして長い論判の末にとうとう寺僧は鍵を持って中央の壇に昇ることになった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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