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饗庭篁村 「木曾道中記」
...それを追つて信濃の國の諏訪(すわ)の湖(みずうみ)に追い攻めて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...諏訪の宿から出した夫の手紙も私は...
太宰治 「おさん」
...「お祖父さん」「今まで一人で、こんな処で何をしておった、お飯(まんま)が出来たから喫(く)わそうと思うて尋(と)めよった、お母(かあ)も手伝いに往っておっても、お前のことばかり心配しよる、早う帰(い)んでお飯(まんま)にしよう」「お祖父さん、お諏訪様は、小供が好きなの」「お諏訪様が小供が好きかと云うか、好きとも好きとも、べっしてお前のような小供はお好きじゃとも」「お諏訪様は、白い蛇になって出て来るの」「それは俺にゃ判らんが、神信心する者には、お姿を拝ましてくだされるとも」「お諏訪様は、白い蛇になって、小供といっしょに遊ぶって云ったよ」「そんなことを何人(だれ)が云うた」「先刻(さっき)、此処で遊んでた小供が云ったよ」「そうか、そうかも判らん、良(え)え子には、そうしてお姿を拝ましてくだされるかも判らん、さあ、帰(い)のう」「あい」源吉が歩きだしたので為作もそのまま踉いて歩いた...
田中貢太郎 「放生津物語」
...浮世絵商諏訪の世話する女の近頃開業せし家なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...諏訪明神へ参詣というわけだな...
中里介山 「大菩薩峠」
...少なくとも拙者が竜之助にめぐり会うべき機会を妨げた――信州の諏訪以来...
中里介山 「大菩薩峠」
...前年の冬から諏訪市は湖中の七ツ釜に引湯工事を初めて居た...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...諏訪根自子はベルリンだそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...諏訪、鉄風...
森本薫 「華々しき一族」
...諏訪 伯母さんが病気なんて...
森本薫 「華々しき一族」
...諏訪 ハチ割れるもんですか...
森本薫 「華々しき一族」
...諏訪 大丈夫でないのよ...
森本薫 「華々しき一族」
...諏訪 どうぞどうぞ...
森本薫 「華々しき一族」
...鉄風 (諏訪に)少し休んでみちゃァどうだ...
森本薫 「華々しき一族」
...諏訪 あなた達、みんな妾に反対なんですね、いいわ、それでも妾は出て行って貰います...
森本薫 「華々しき一族」
...すでに上諏訪(かみすわ)から甲斐へ乱入――御被官(ごひかん)の一条右衛門大輔(だいすけ)どの...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長公を始め味方の中軍は上諏訪(かみすわ)に進駐...
吉川英治 「新書太閤記」
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