...私とあの会社との諍いです...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...また諍いが起ってその時かっとして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...ローナの街頭(まちなか)で鬪諍(たゝかひ)をしてはならぬ筈(はず)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...此(この)無慚(むざん)な鬪諍(とうじゃう)を始(はじ)めたのは誰(た)れぢゃ?ベンチッバルトにござります...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...さはれ親戚僚友は共にひとしく傍にありて館中殘るべく諫諍切に我を止む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...善良でありいつまでも善良であること……多くの苦々(にがにが)しい諍(あらそ)いのうちにも温和と親切とを失わず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一寸諍いが起る...
豊島与志雄 「理想の女」
...すぐその諍(いさか)いの中に飛びこんで行きたくなる性癖(くせ)のセエラでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...後の五百年は闘諍堅固にして白法隠没するの時として...
三木清 「親鸞」
...中でも第五の五百年の闘諍堅固というのは...
三木清 「親鸞」
...〈瞋恚(しんい)闘諍間...
南方熊楠 「十二支考」
...賛成したり諍ったりしているように思えた...
「海流」
...「こんな口諍(くちあらそ)いは毎日なんですよ...
室生犀星 「幻影の都市」
...常は諍いをすると...
森鴎外 「山椒大夫」
...後日領家と地頭との間に収納に関する諍訟があって...
柳田國男 「地名の研究」
...煮物をみてて呉れなきゃあ困るよ」そんな口諍(くちあらそ)いは番たびのことだが...
山本周五郎 「桑の木物語」
...家康は黙ってその論諍をきいていたが...
山本周五郎 「死處」
...はじめ席次の諍(あらそ)いがあったとき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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