...自信があるのも恨・欲・諍を己の心から遠ざけ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...僕は姉が父とそんな深い諍(いさか)いをしたということも知りませんでしたが...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...老人は三人を叱って諍闘(けんか)をとり鎮めようとしたが鎮まらなかった...
田中貢太郎 「春心」
...若旦那が諍闘(けんか)してた時に...
田中貢太郎 「春心」
...銀子も立ちながら諍(あらそ)ってもいられず...
徳田秋声 「縮図」
...然し要するに自他を傷つくる爆弾であった事も諍(あらそ)えません...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...亡夫と諍いをしたというのです...
豊島与志雄 「乾杯」
...未だ聞かざる所である』と諫諍を試みたが...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...諍(あらそ)うて其心に逆う可らずと言う...
福沢諭吉 「女大学評論」
...「お勢と諍論(いいあ)ッて家を出た――叔父が聞いたら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...奴の小屋には諍(いさか)いが起るだけである...
森鴎外 「山椒大夫」
...常は諍いをすると...
森鴎外 「山椒大夫」
...浅ましいまで烈(はげ)しい闘諍(とうそう)の数々が...
柳田国男 「海上の道」
...また住民の闘諍(とうそう)盛衰が激(はげ)しかったためか...
柳田国男 「海上の道」
...こわだかに云い諍(あらそ)っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やがて諍(あらそ)いのもとになると思う...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...席次の諍いには御自分で当っておられた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...醜い諍(あらそ)いが絶えないし...
山本周五郎 「山彦乙女」
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