...自信があるのも恨・欲・諍を己の心から遠ざけ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...また諍いが起ってその時かっとして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...八幡祠の諍闘(けんか)の際に見た女にそっくりであった...
田中貢太郎 「春心」
...此(この)無慚(むざん)な鬪諍(とうじゃう)を始(はじ)めたのは誰(た)れぢゃ?ベンチッバルトにござります...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...夫妻の諍いを見ていたこと――日よけが上がり...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...小さな諍(いさか)いは友情を維持するものだというのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何かしら人間間のごたごたした諍(いさか)いを止めさして...
豊島与志雄 「電車停留場」
...母親のお宮と諍(いさか)ひが絶えなかつたと言ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鬪諍(いさかひ)か...
一葉 「暗夜」
...怒り諍(あらそ)ひて其心に逆ふべからず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...諍(あらそ)うて其心に逆う可らずと言う...
福沢諭吉 「女大学評論」
...乙女が思わずかっとなって諍(あらそ)った...
「小祝の一家」
...浅ましいまで烈(はげ)しい闘諍(とうそう)の数々が...
柳田国男 「海上の道」
...寺領の矢野の例名(れいみょう)という土地が久しい間論諍(ろんそう)の目的物になっている...
柳田國男 「地名の研究」
...それが諍いではなく...
山本周五郎 「菊千代抄」
...家康は黙ってその論諍をきいていたが...
山本周五郎 「死處」
...これあへえ諍(あらそ)えねえこんだからねえ...
山本周五郎 「百足ちがい」
...家中には諍闘(そうとう)が絶えず...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
便利!手書き漢字入力検索