...酒に淫して誰の諌言もきき入れなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...同じ巷(まち)に王と同姓の給諌(きゅうかん)の職にいる者がいた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...王給諌に逢うのじゃない...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...それが誤って王給諌の許へ届いた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...王給諌は長く待っていたが王侍御が出て来ないので...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...かかる死を遂げた知識人(諌官)が...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...諌官なるものがいて...
中井正一 「「焚書時代」の出現」
...諌官が真に中国の民のことを思って発言すると...
中井正一 「「焚書時代」の出現」
...聡明(そうめい)なエステルハツィ侯はハイドンの諷諌(ふうかん)の意を悟って...
野村胡堂 「楽聖物語」
...御貴殿は父上を諌める気力もなく...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...自分はその當時それを諌止することをし得ない程...
平出修 「計畫」
...そして其計畫を止めてしまへと切諌(せつかん)をした...
平出修 「計畫」
...三年前(ぜん)からは子らの諌(いさめ)を納(い)れて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一徹の気性から繰返し殿さまに御諌言(ごかんげん)を申上げました...
山本周五郎 「日本婦道記」
...明るい道にお帰りになるようにお諌(いさ)め申し上げるのが...
夢野久作 「少女地獄」
...従来(これまで)庭の柿の樹や納屋(なや)の中に兄の縛(しば)られて切諌(せつかん)を受けるのを度々見て居るので...
與謝野寛 「蓬生」
...生意気に諌(いさ)めだてして...
吉川英治 「江戸三国志」
...一、要諌一条につき、事遂げざるときは鯖候と刺(さし)ちがへて死し、警衛の者要蔽(ようへい)するときは切り払ふべきとのこと、実に吾がいはざるところなり...
吉田松陰 「留魂録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??