...同じ巷(まち)に王と同姓の給諌(きゅうかん)の職にいる者がいた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...」馬を進めて王給諌の門口までいったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...王給諌はそこで宰相と王侍御とが何かもくろんでいると思ったので不安になり...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...」王侍御は王給諌がいよいよ自分を中傷しようとするしたがまえだと思ったので...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...そこで王給諌が自分で王侍御の家へ出かけていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...王侍御は王給諌に逢おうと思って客の前へ着てゆく巾(ずきん)と袍(うわぎ)をさがしたが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...天子は王給諌が人を誣(し)いるのを怒った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...一年あまりして王は給諌の党から弾劾(だんがい)せられて免官になった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...危座(きざ)して自分を諌(いさ)めるかも知れぬ...
田山花袋 「蒲団」
...かかる死を遂げた知識人(諌官)が...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...聡明(そうめい)なエステルハツィ侯はハイドンの諷諌(ふうかん)の意を悟って...
野村胡堂 「楽聖物語」
...人々の諌(いさ)むるを聞かず...
福田英子 「妾の半生涯」
...君(きみ)を諌(いさ)めて旨(むね)に忤(さか)い...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それを温和に過ぐる性質の安は諌(いさ)めようともしないので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一徹の気性から繰返し殿さまに御諌言(ごかんげん)を申上げました...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ツイ諌言(かんげん)を試みました...
吉川英治 「江戸三国志」
...死を決して要諌す...
吉田松陰 「留魂録」
...一、讃の高松の藩士長谷川宗右衛門、年来主君を諌め、宗藩水家と親睦のことにつきて苦心せし人なり...
吉田松陰 「留魂録」
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