...先生の僕と談ずるや...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...とお源をつかまえて談ずる処へ...
泉鏡花 「婦系図」
...寧ろ食事を談ずるなどは...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...それから以来は度々往来して互に相披瀝して国事を談ずるを快としたそうだ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...書生は政治を談ずるのはいけないとなっているが...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...気のあつた相手があれば大いに談ずるだけの熱情は持つてゐる...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...それのわからぬ者は芸術を談ずるに足らん...
太宰治 「人間失格」
...青山に対して時事を談ずるが如く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ただ昇進を談ずるよりほか...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...風流をこそ談ずるらしいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...戯れに天下のことを談ずる者はわが輩の友にあらず」五編『学問のすすめ』はもと民間の読本または小学の教授本に供えたるものなれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...藩主を引捕(ひっとら)えて談ずるが上策だろうと相談して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...到底共に詩を談ずるに足らざるなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...食物を味う事を知りて料理の法を知らざれば共に生理の事を談ずるに足らず...
村井弦斎 「食道楽」
...烏有先生が理を談ずるは辯を好むに似たれども...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...されどわれは哲學系統なくして理を談ずることの何の不都合もなかるべきを信ず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...午時(ごじ)公退して酒を飲み劇を談ずることを例としていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...兵を談ずる側にいて...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??