...先生の僕と談ずるや...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...先生と談ずること三十分...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...寧ろ食事を談ずるなどは...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...古を談ずるを好まず...
高木敏雄 「比較神話学」
...気のあつた相手があれば大いに談ずるだけの熱情は持つてゐる...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...それのわからぬ者は芸術を談ずるに足らん...
太宰治 「人間失格」
...我は今彼と談ずる時ならず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今尚ほ日本を談ずる外人の口頭より之れを逸せざるを見る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...いろいろなことを談ずる際にも...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...剣を談ずるの資格がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...或は金錢を談ずることの野卑なのを羞ぢるのではないかと思つたので...
長塚節 「教師」
...此方(こちら)でも亦(また)試験の点許(ばか)り取りたがって居る様な連中は共に談ずるに足らずと観じて...
「落第」
...第三十四五味(ごみ)食物を喫するを知りて食物を味(あじわ)う事を知らざれば共に料理の事を談ずるに足らず...
村井弦斎 「食道楽」
...友と談ずるが如くであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...他(あれ)は小説家だから与(とも)に医学を談ずるには足らないと云い...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...また東西の哲理を談ずるものなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...恐(おそら)くは自ら往事を談ずることを喜ばぬであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...和尚(おしょう)は奇行多くまた好んで源平の合戦その他の旧事を談ずるに...
柳田国男 「山の人生」
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