例文・使い方一覧でみる「調子外れ」の意味


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...忽ち極めて頓狂な調子外れな聲が繁の口から出た...   忽ち極めて頓狂な調子外れな聲が繁の口から出たの読み方
石川啄木 「葬列」

...肩を組んで調子外れの都々逸(どどいつ)を怒鳴(どな)りながら通り過ぎた...   肩を組んで調子外れの都々逸を怒鳴りながら通り過ぎたの読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...初めから調子外れの大聲で無茶苦茶に歌つて出來た聲です...   初めから調子外れの大聲で無茶苦茶に歌つて出來た聲ですの読み方
江南文三 「相川おけさ」

...すつかり調子外れでないだけ気味悪かつた...   すつかり調子外れでないだけ気味悪かつたの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...全く調子外れのものだった...   全く調子外れのものだったの読み方
豊島与志雄 「或る男の手記」

...そういう調子外れの真面目さだ...   そういう調子外れの真面目さだの読み方
豊島与志雄 「女客一週間」

...わたしゃ大島御神火そだちよ初めの一句は調子外れで...   わたしゃ大島御神火そだちよ初めの一句は調子外れでの読み方
豊島与志雄 「春」

...それが自分でも変に調子外れの気がして...   それが自分でも変に調子外れの気がしての読み方
豊島与志雄 「反抗」

...「失礼な!」その最後の一句が何とも云えない調子外れの響きを与えた...   「失礼な!」その最後の一句が何とも云えない調子外れの響きを与えたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...誰だつて獨り者だよ」「その男やもめも五十二年續くと劫(こふ)を經て祟(たゝ)りをなす」「言ふことが調子外れだな...   誰だつて獨り者だよ」「その男やもめも五十二年續くと劫を經て祟りをなす」「言ふことが調子外れだなの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...調子外れな声になって否定を繰返していた...   調子外れな声になって否定を繰返していたの読み方
長谷川伸 「幽霊を見る人を見る」

...哀切といいたいが、調子外れで、これがいかにも間抜けた節にきこえるので...   哀切といいたいが、調子外れで、これがいかにも間抜けた節にきこえるのでの読み方
久生十蘭 「魔都」

...牛や羊や豚の啼き声――それらのすべてが混淆して一つの調子外れな音響となるのだ...   牛や羊や豚の啼き声――それらのすべてが混淆して一つの調子外れな音響となるのだの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...柏は調子外れなヴィオリンを弾きながら...   柏は調子外れなヴィオリンを弾きながらの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...(二月五日)サン・ゼルマン二月(ぐわつ)に成つたら一層寒くなる筈(はず)の巴里(パリイ)が今年は何(ど)うした調子外れか好い天気が続いて僕の部屋などは煖炉(シユミネ)を焚(た)かなくつてもいい様に成つた...   サン・ゼルマン二月に成つたら一層寒くなる筈の巴里が今年は何うした調子外れか好い天気が続いて僕の部屋などは煖炉を焚かなくつてもいい様に成つたの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...奇児の哄笑みたいな調子外れの高笑いに...   奇児の哄笑みたいな調子外れの高笑いにの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...『妹かっ』三平の声も調子外れに響いた...   『妹かっ』三平の声も調子外れに響いたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...剣の切っ先のように空気を劈(さ)く調子外れの鳴き声をたてている...   剣の切っ先のように空気を劈く調子外れの鳴き声をたてているの読み方
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」

「調子外れ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「調子外れ」


ランダム例文:
誤解による      朝方  

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